muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

靖国神社および遊就館

平和な時代になった

 昨日、出光美術館の休憩室(無料のお茶サービスあり、眺め良し)で休んでいたところ、皇居が近いことに気づき、それなら靖国神社も近いねということで、足を延ばしてきた。
 靖国神社に行くのは2回目である。前回は、1999年に妹が結婚する際、鴻巣から東京の式場までバスをチャーターして行ったのだが、その際「時間があったらどこか東京見物させて」ということで靖国に立ち寄ったのだ。だから今回の訪問は8年ぶりになる。前回と同じく、いい天気でよかった。
 さて、地下鉄九段下の駅からは上り坂がちときつかったが、ほどなくして靖国の大鳥居に着く。
 境内で、10円だけお賽銭して、「病気が治りますように」と願をかけた。(ちょっと違う?)
 で、戦争博物館である「遊就館」を見学する。
 幕末から太平洋戦争まで、克明に記録、展示する博物館。随分展示がきれいだなと思ったら、平成になって新装されたという。
 日清、日露戦争と来て、やはり圧巻は太平洋戦争の記録。学校の歴史の授業では教えない、こと細かな「○○作戦、××作戦」、地図、戦死した人の写真(いっぱいあった)、遺書などが迫ってくる。何を考え、何を思い戦地で散っていったのか、声をなくしそうだ。
 今回、特別展としてパラオの特集展示があった。パラオの海に眠る軍艦や、今もパラオの言葉に残る日本語など。
 靖国神社と皇室の関わりは深く、昭和天皇も参拝したし、今の天皇、皇后も皇太子時代に参拝している。また、今の皇太子も浩宮時代に参拝している。(写真があった。)ほかの多くの皇族も靖国を訪れている。
 展示室の数が多く、説明文も細かいので、じっくり見ようと思ったら結構な時間が必要である。最後は戦闘機や砲弾などの展示で締めくくられる。