muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

和モード ほか 6つの美術館

サントリー美術館にて

 都内各地を廻り、いろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。
(1)上海 近代の美術(中期)(松濤美術館)
(2)土田ヒロミのニッポン(東京都写真美術館)
(3)日本の新進作家VOL.6 スティル|アライブ(同上)
(4)文学の触覚(同上)
(5)百花繚乱展(上野の森美術館)
(6)ベル・エポックの輝き-魅惑の宝飾(ジュエリー)からガラス工芸まで-(大丸ミュージアム・東京)
(7)企画展「国宝 雪松図と近世絵画」(三井記念美術館)
(8)年末年始企画展「和モード―日本女性、華やぎの装い」展(サントリー美術館)
●上海
 中期の展示替えということで行ったのだが、前期展でも見た絵があった。後期展は行くかどうか微妙・・・。
●土田ヒロミ
 地方の神様を取材した写真や、ヒロシマの原爆に関する写真など。重みがある。バブル崩壊後のレジャーで人がごった返しているカラー写真はなにかしら懐かしかった。
●スティル|アライブ
 田中功起の名前だけ知っていた。現代アートのような展覧会。ここでライブ演奏も行われるそうである。
●文学
 こちらも現代アートの匂いがぷんぷん。(悪い意味ではない。)森村泰昌先生の作品にまた出会った。(横浜美術館でも見たような・・・? 三島由紀夫に扮した写真。)
 PC(おそらくMac)で小説を執筆する際の、キーを叩く"時間"までも視覚的に見せる作品が印象に残った。
●百花繚乱展
 北野武、葉加瀬太郎、片岡鶴太郎に藤原紀香と、「芸能人」の美術展。くだらないかも知れないが、見てみないとわからないので行ってみた。結果、いろいろ考えさせられた。
 いただけない作品もあったが、どう対峙していいかわからない作品もあり、美術って難しいかも・・・。五月みどりの絵と岩崎宏美の「初めて描いた」アジの絵はよくなかった。
●ベル・エポック
 とってもきれい。宝飾品もガラス工芸も。目の保養にはなったが、美術的にどのくらいの価値があるかは・・・?
●雪松図
 応挙の作品がいっぱいあってよかった。「雪松図」は広い展示室に僕だけになって、作品を(なんだか)独り占めしたような錯覚に陥った。なぜかルーマニアの切手の展示があった。
●和モード
 当初、今日の予定には入っていなかったが、三井記念美術館でポスターを見て、「やってるなら行ってみよう」ということで行った。早起きは三文の得だ。(朝一で行動していたので。)
 日本の装いということの特集。絵もあるし、ポスター、江戸の装飾品(かんざしなど)など多様な展示。ちょっとあれこれ脱線気味の印象も・・・。でもなかなかおもしろかった。
 今日は1人で行動。誰かお誘いすればよかった・・・。でも予定にない行動をしたりと、予測が付かなかったので、今日は1人でよかったのかも・・・。