muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

劇団四季「ウェストサイド物語」

これから開演です

 昨日のことになるが、浜松町の四季劇場「秋」で劇団四季ミュージカル「ウェストサイド物語」を観てきた。(作曲・バーンスタイン)
 バーンスタイン指揮のCDも持っているし、よく知っている曲ばかりでよかった。(聞き覚えのなかった曲は1曲くらい。)一度は生で見ておきたかったのだ。ずっと前に宝塚で上演されたことがあり、それを見に行けなかったので、今回は観ておきたかった。
 ストーリーについてはWikipediaなどをご覧いただくとして、俳優陣、特に女優さんがよかった。(マリア・高木美果、アニタ・団こと葉。)マリアの可憐さが印象に残った。
 訳詞上演なので、若干日本語が「え?」というところもあったが、その分意味がわかりやすかったのでよしとしよう。
 負の方向へ突き進む、苦い、大人のミュージカルである。人種差別など、根の深い問題を扱っている。髪の色も肌の色も違う人同士が、一緒に暮らす町ニューヨーク。いろいろ考えさせられた。
 幕が下りたあと、なにかオーケストラがサービスで弾いてくれるかなと思ったら何もなかった。
 今回、一番安い席(3150円)で観たのだが、2階席の一番後方だった。電話予約したときは、連日満席が続いているので、(申し込みした日のしばらくあとの)26日しかありませんよ、みたいな口調だったのに、2階席は結構空席があった。やっぱり出し惜しんで、こちらの「渇望感」を煽ってるのかなぁ・・・。