muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

アンサンブル大宮 コンサート

素敵な老人ホームでした

 さいたま市(大宮)の有料老人ホーム「アンサンブル大宮」でコンサートの本番があり、行ってきた。
 今日は大宮音楽家協会メンバーによる演奏で、ソプラノ(碓井さん)、テノール(佐藤さん)、ヴァイオリン(吉松さん)、それに私のピアノという構成。15:30から1時間演奏するということだった。
 お昼に宮原駅で4人落ち合い、佐藤さんの軽自動車で会場へ向かった。途中結構道に迷ってしまい、コンビニで道を訊いたりして苦労しながら行った。僕は方向音痴で免許も持っていない。助手席にいながらナビもできず、歯がゆい思いを・・・。
 会場(写真)には14:00前に着いて、軽く合わせをしてから本番に臨んだ。
 全部で12曲演奏するので、MCは極力控えめにしようということで打ち合わせした。今日の曲目は、乾杯の歌(ヴェルディ)、チャルダッシュ(ヴァイオリン)、前奏曲、コラールとフーガ(ピアノ独奏)、Kiss me please(室谷作曲)、メリーウィドウワルツなど。途中に「たき火」と「お正月」を老人ホームの皆さんと一緒に歌った。
 演奏の方は、昨日打ち合わせをしていることもあり、問題なかった。ときどきピアノのミスタッチをしてしまったが、どうということはない。
 「チャルダッシュ」はこの前「赤毛のアン」のアンコールで尾花先生(元読響コンサートマスター)とやっているのだが、今日は演奏者が違い、実際の演奏も違ったのでちょっと大変だった。今日の吉松さんはチャルダッシュの「楽譜通り」に演奏された。
 ピアノはKAWAIだったのだが、漢字の「免」という字を「○」(丸印)で囲っており、これって"物品税"の時代に免税措置で購入したピアノなんだよね・・・ということで年季が入っていて、中央の「ミ」の鍵盤がときどき押しっぱなしになってしまうのだった・・・。(演奏中に直したり。)事前に調律時に調整はしてくださったそうだが・・・。
 今日はフランクの「前奏曲、コラールとフーガ」(ピアノソロ)を自分の中でメインに据えていて、力を入れて演奏した。ライブならではの「そのときだけ」の感覚を確かめることができた。ちょっと力みすぎてしまったかも知れないが、今後の課題としよう。
 コンサートは予定通り1時間ちょうどで終えることができた。お年寄りの皆さんも楽しんでくださったようでなにより。
 今日はお仕事ではなくて、ボランティアということで演奏した。
 今年はこれで仕事納めである。今年もいろいろ本番があり、有意義だった。地元鴻巣で2回コンサートがあり、クレアこうのすではCDの作品を初演できたり、新作も演奏できた。合唱団との共演も久しぶりだった。(長野・上田市。)ピアノソロコンサートもあり、1人で何もかも背負うことの厳しさ&充実感を得た。「赤毛のアン」への参加も4年目に突入した。
 来年もいっぱい本番がありますように。今年共演した皆さん、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました&お世話になりました! よいお年をお迎え下さい。
 2008年最初の本番は、1/6(日)大宮中部公民館での、さいたま市大宮音楽家協会「新春コンサート」です。入場無料(チケット不要)ですのでお気軽にお越しください。(15:00開演。)僕は自分のアレンジによる「サウンド・オブ・ミュージック メドレー」を演奏します。あと、歌の伴奏もします。よろしくお願いします。