muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

Finale2008J

洒落たペーパーウェイト

 PCでの楽譜作成には「Finale2005J」を使っていたが、3年ぶりにバージョンアップの申し込みをして、「Finale2008J」を使ってみた。
 いつの間にかソフトは「認証制」に変わっていて、インストール後30日以内にネットかFAXで認証しないと使えなくなってしまう。(ファイルの保存と印刷ができなくなる。インストールは2台までできる。)
 早速ネットで認証しようとしたら、「シリアルNo.が違います」とはねられてしまう。心当たりのある番号を何種類か入力しても同じだ。
 サポートに電話してみると、シリアルNo.は合っているという。調べてみたら、サーバーでの登録情報に不具合があり、直したので再挑戦してくださいという。
 で、やってみたが、またはねられる。FAX認証も申し込み、ユーザー識別コードを発行してもらったがダメであった。
 その後、2週間ほど家を留守にしたので、帰宅後速攻問い合わせてみた。今度は携帯に返事をかけてきてくださいとメールした。
 すると折り返し電話があり、米国の本社のサーバーの登録ミスがあったので訂正しておきました。今から認証できます、とのこと。なんでも、僕のシリアルNo.のあとに半角スペースが入っていたんだそうな。しっかりしてくれよ・・・。
 帰宅後ネット認証したら、あっさり通ったので一安心。これでようやく使える。
 そんなこんなで認証に思いのほか手間取ってしまった。
 なお、2008をインストールしても、2005の方は削除されない。
 まずは仕事で頼まれている「なごり雪」(イルカ)の楽譜を入力してみた。
 Finale2005と比べて一番の変更点は、ブロック編集ツールが「選択ツール」に統合されたこと。そのくらいである。サポートに聞いたら、「2005の解説本があるならそれで大体参考になりますよ」とのことだ。
 この「なごり雪」の楽譜が曲者で、入力の仕方がわからないところがいくつもあり、サポートに10個くらい質問してしまった。すると答えは、非常に複雑な解決方法で、ヘルプファイルを見ても載っているかどうかわからないようなものだった。もっと直感的に操作できればいいのに・・・。
 結局、単旋律の楽譜(1段譜)でA4用紙2枚の楽譜作成に2時間くらいかかってしまった。(サポートに電話している時間は含まず。)
 今日の写真は、Finale2008を送ってきたときに付いてきたペーパーウェイトである。