muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

2008/03/06に買ったCD

いっぱい買った

 昨日の美術館巡りの後、秋葉原の石丸電気に行ってCDをいっぱい買ってきてしまった。(写真。)6枚買って、うち2つは2枚組である。(合計8枚か。)価格は全部で9000円弱だった。安いのを選んだからだが、昔と比べて本当にCDは安くなった・・・。(遠い目。)
 以下、買ったもの。(順不同。)
(1)池辺晋一郎作品集
(2)ダルベルト モーツァルト:変奏曲集(2枚組)
(3)ベートーヴェン 4大ピアノ・ソナタ集 ブーニン
(4)ゲルバー ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番・第6番・第7番
(5)フンパーディンク 歌劇《ヘンゼルとグレーテル》全曲 デイヴィス(2枚組)
(6)トッカータとフーガ〜バッハ:オルガン名曲集
 まだあまり聴いていませんが、ちょろちょろっと感想を・・・。
●池辺晋一郎
 カメラータの音源を使った再発売CDで1050円。これだけ石丸に在庫があった。(ほかのCDはすべて現品限り。)マイミクの川島素晴くんが監修・解説している。
 ピアノ協奏曲IIは確か生で聴いているはずだが・・・。現代音楽はBGMには向かない。じっくり聴くに限る。
●モーツァルト:変奏曲集
 今度やるコンサートの参考に。(きらきら星変奏曲。)最初からCDを聴くよりも、ある程度曲をさらい込んでから「参考に」CDを聴くと良いと思った。今回は順序が逆・・・。
●ベートーヴェン 4大ピアノ・ソナタ集
 あのブーニンがベートーヴェンの「悲愴・月光・熱情・ワルトシュタイン」を1枚に収めて1300円である。ちょっと悲しいのと「ブーニンのベートーヴェン」が想像つかなかった。
 ブックレットにブーニンの文章が載っていて、ベートーヴェンに対する思いなどを述べているが、なかなかよかった。演奏解説(日本人執筆)では、「月光の第1楽章が不満」などと書いてあった。
●ゲルバー
 第1番だけとりあえず聴いた。いい演奏だと思うんだけど、展開部〜再現部を作曲者リピート記号通りにちゃんと繰り返すのはいかがなものか。提示部の繰り返しはいいけど、中間部〜を繰り返されるとちょっと興ざめ・・・。
●ヘンゼルとグレーテル
 こちらも今度、国連クラシックライブ協会でやるので参考に。2枚組で3000円弱だが、歌詞対訳は付いていない。(曲目解説、演奏者プロフィールはある。)日本語版DVDもあったのだが、6500円と高かったので諦めた。
●トッカータとフーガ
 1枚500円という破格の安さ。しかし、知らない演奏家(複数)がいろんな会場(教会含む)でいろんなオルガンを弾いているまとまりのなさ。曲目解説も一応付いていた。
 バッハのオルガン曲CDなら「トッカータとフーガ ニ短調」と「小フーガ ト短調」が一緒に入っているものにしようとずっと思っていて、このCDも条件を満たすのだが、演奏が・・・。トッカータとフーガは、なんか変な装飾が多くて、「えー」って思った。小フーガはオルガンの調律が今の平均律よりピッチが高くてgis-mollみたいに聞こえて気持ち悪い。(半音下がってるならバロックピッチかもと思うが。)安かろう悪かろうかなぁ・・・。
 石丸のポイントカード、最終購入日から2年間有効なのだが、どうやら以前付いていたポイントは失効してしまったようだ。残念。また一からやり直し・・・。
 いっぱい買ったので景品にクリアファイルをくれた。2万円以上買えばカラヤンのサンプルCDだったのだが・・・。
 ナクソスの、矢代秋雄:交響曲、ピアノ協奏曲が1枚に入っているのがあったのだが、石丸全店で在庫切れだった。(ピアノ独奏は岡田博美。)ずっと前にヤマハで見かけたときに買っておけばよかった・・・。