muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

芸術都市パリの100年展 ほか6つの美術館

パリ展の看板

 東京、上野と廻りいろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。今日は1人で行動した。
(1)中右コレクション 四大浮世絵師展(大丸ミュージアム東京)
(2)文化人・芸能人の多才な美術展(日本橋三越本店)
(3)企画展 −数寄の玉手箱−三井家の茶箱と茶籠(三井記念美術館)
(4)芸術都市パリの100年展ルノワール、セザンヌ、ユトリロの生きた街 1830−1930年(東京都美術館)
(5)国宝 薬師寺展(東京国立博物館)
(6)ウルビーノのヴィーナス(国立西洋美術館)
 初めて行ったものに限って感想を記します。
●四大浮世絵師
 写楽、歌麿、北斎、広重の浮世絵を展示。切手にもなっている「月と雁」の原本が見られたのでよかった。富岳三十六景は今回も展示されていて、有名なのがまたまたあった。(何度目だろう。)写楽の役者絵もいっぱいあった。
●文化人・芸能人
 会場はおばちゃんたちでごった返していた。デヴィ夫人、叶恭子、安達祐実等々いろんな芸能人の「作品」が並ぶ。また、政界からも福田総理、安倍前総理、中曽根元総理などすごい顔ぶれだった。イラストに毛の生えたようなものもあったが・・・。たまになかなかいい作品もあった。
●三井家の茶箱と茶籠
 小さな茶道具がかわいらしかった。円山応挙の屏風絵などが結構あり、収穫。
●パリ
 モネ、ユトリロ、ルソー、モローなど、知った作家の作品も並ぶが、多くは「全然聞いたこともない」作家名ばかり・・・。作品1点1点に、解説と作家紹介があるので読むだけで疲れてしまった。彫刻の出品作も充実。ロダンやブールデル、マイヨールが多数あった。
 寝不足で出かけたせいか、途中で疲れてしまい、もうちょっと(別の展覧会を)見ようと思えば見られたが、早々に帰宅してしまった。(2回目以上の展覧会は、目玉出品作だけそこそこ見て、あとは流し見だった・・・。残念。)
 今日は天気もよく、汗ばむ陽気でGW前哨戦といった感じ。薬師寺展は混雑してますよ、との注意書きがあった。都美術館は空いていたが、薬師寺展は混んでいた。