タカハ劇団公演「ボクコネ〜ボクはテクノカットよりコネチカット〜」
下北沢の駅前劇場にて、タカハ劇団納涼番外公演「ボクコネ〜ボクはテクノカットよりコネチカット〜」を観てきた。(作・演出:高羽彩)公演3日目のソワレを拝見。今日はマイミクの犬飼くんがご一緒くださった。(ジュースごちそうさまでした。)
劇団サイトに書いてあったあらすじが無茶苦茶で、不安だった。(人類が滅亡して、最後の6人が宇宙旅行するとか。)でも、いい意味で裏切られた。
時間軸を時折、逆にして進む脚本は、珍しくはないがなかなかよかった。
「部屋」と「廊下」で進む装置は、時に平行したりして物語を立体的に見せてくれる。
特筆すべきはラスト。暗闇に星空が浮かび上がり、ほのかな照明の中で印象的に見せてくれる。ラストシーンも冗長になることなく簡潔に終わり、「なかなか終わらない」芝居が多い中、新鮮だった。
登場人物のキャラもよく立っていた。
公演は明日まで。
●タカハ劇団のサイト・・・http://takaha-gekidan.com/