muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

モーツァルト物語 本番

立ってます

 "おしゃれにクラシック"シリーズ、9月公演「モーツァルト物語」の本番があり、浦和パルコ10階多目的ホールまで行ってきた。
 今回も"大変な"公演だった・・・。この公演は音楽劇で、モーツァルトの音楽がいっぱい使われるのだが、その中の「フルートとハープのための協奏曲」の伴奏を僕がすることを、会場に行ってから初めて知ったという・・・。緩徐楽章で弾くのに苦労しないのでよかったが・・・。
 さて、今回の公演は、モーツァルトとサリエリその他が登場し、モーツァルトの音楽をいっぱい演奏する。曲目(の一部)は以下の通り。
♪ピアノ・ソナタ第12番より第3楽章(室谷ソロ)
♪ピアノ・ソナタイ短調より第1楽章
♪手紙の二重唱(室谷伴奏)
♪もう飛ぶまいぞこの蝶々(室谷伴奏)
♪フィガロの結婚より「フィナーレの合唱」(室谷伴奏)
♪フルートとハープの協奏曲より(室谷伴奏)
♪パ・パ・パの二重唱(合唱で)(室谷伴奏)
♪ヴァイオリン・ソナタ第5番より第1楽章(室谷伴奏)
♪アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章(室谷伴奏)
(演奏順とは異なります。)
 僕のソロは、テンポを揺らし気味にして自由に弾けたと思う。伴奏した曲のうち、一番緊張したのはヴァイオリン・ソナタだ。合わせのときに尾花先生(ヴァイオリンソロ)から「テンポキープするように」と厳しく言われ、そのことを極力注意しながら本番の演奏をした。
 アイネ・クライネ・ナハトムジークは、第2ヴァイオリンがいなかったので、僕のピアノで補った。特殊な編成になるのでこちらも緊張した。
 劇中、僕の台詞は一言だけ、「先生、楽譜はどうするんですか?」だった。音楽家が台詞を言ったり、役者が歌を歌ったりと、出演者は大変だったと思う。
 なんとか本番も無事終わり、客席に出演者一同揃って、小池代表のお話を聞いたあと、写真撮影となった。
 今回、僕の知り合いの方もいっぱいいらしていただけた。ありがとうございました! 芸大同期の梅ちゃんとは久々の再会だった。
 今日の写真は、「モーツァルトの時代の人」に扮した自分の姿です。カツラがとってつけたようだが、気にしないでください。
 会場をあとにして、今日は両親が聴きに来てくれたので、一緒にパルコのレストランでパスタを食べて帰った。
 今日ご出演の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました!