muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ヴィルヘルム・ハンマースホイ ほか5つの美術館、博物館

皇室に贈られたアジアゾウです

 上野と新宿でいろいろ展覧会を見てきた。今日は1人で行動した。以下、見てきた順。
(1)標本の世界(国立科学博物館)
(2)特別展「スリランカ−輝く島の美に出会う」(東京国立博物館)
(3)特集陳列「中国書画精華」(同上)
(4)ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情(国立西洋美術館)
(5)高松宮殿下記念世界文化賞20周年 Art of our time 展(上野の森美術館)
(6)ジョットとその遺産展(損保ジャパン東郷青児美術館)
 今日はジョット展以外は、初めての展覧会だった。
●標本の世界
 いろいろな標本。小さなものから大きなものまで。今日の写真はタイから贈られたアジアゾウの骨格標本。(撮影可だった。)紫水晶の大きな標本もあり、美しかった。
●スリランカ
 音声ガイド利用。スリランカ出身のウィッキーさんがナレーション。ガイドの最後には「Have a nice day!」と言ってくれた。
 スリランカのいろんな仏像、ヒンズー教の偶像など。金や青銅物。時系列に沿っては置かれていない。最後のセクションでは19世紀、20世紀の工芸。動物用の浣腸器があった。
 シヴァ神の像が懐かしかった。
●中国書画精華
 国宝、重要文化財多数。絵はちょっとくすんでいて見づらかったが・・・。経典の美しい文字(書体)に惹かれた。
●ヴィルヘルム・ハンマースホイ
 会期初日。ハンマースホイは、生前高い評価を受けながら、死後急速に忘れ去られた人。しかし、静謐(せいひつ)な画調は雰囲気があり、なかなかよかった。
 こちらも音声ガイド利用。絵のモデルの人物について言及するばかりとか、あまりいい解説とは言えなかった・・・。
 椅子の脚の影がてんでな方向を向いていたり、不思議な描写だった。
 ウフィツィ美術館など、著名な美術館所蔵の作品もあった。
●Art of our time展
 現代アートの巨匠たちによる展覧会。草間弥生をはじめとして、知っている作家(名前を知らなくても作品を見て思い出したり)が何人もいた。MOTからも(見た覚えのある)作品が何点も来ていた。彫刻の森美術館所蔵の作品も多く、現代アートも所蔵してるんだーと不思議な気持ちに。
 現代アートということもあり、抽象画も多かった。
 世界文化賞受賞者の作品展なので、すごい高名なのだろう。