muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

箱根 彫刻の森美術館

ムーアの作品群

 箱根 彫刻の森美術館に行ってきた。(車で連れて行ってもらった。ありがとうございました。)
 ここを訪れるのは3回目。初めて行ったのは中学生の時。2回目はまだブログを始めてなかった。
 朝から(バナナ以外)何も食べていなかったのでまずは食事を。いろいろあって美術館内のバイキングレストランで食べた。ここのことは後日書きたい。
 さて彫刻の森美術館だが、野外を中心に彫刻が点在している。ロダンやブールデルもあったが、20世紀の作品が多かった。ムーアの作品が多くて収穫。
 今回、音声ガイドを利用した。300円+保証金1000円で借りられる。保証金はあとで返してもらえる。iPodの音声ガイドで、下の画面(?)をずりずりしながら番号を選んで解説を聴く。正直操作性はあまりよくなかった。直感的に扱えないし・・・。
 広大な美術館(野外だけど)のそこここで解説を聴くことになる。現代作品が多いので、解説は役に立った。内容もツボを押さえていて納得の出来。
 ピカソ館、絵画館など、屋内の展示もあった。ピカソ館は陶芸作品が多かった。絵画で言うところの「殴り書き」みたいな作品が多かったけど・・・。ピカソの油絵では、見たかった静物画が貸し出し中で見れなくて残念だった。
 絵画館はロダンを中心とした彫刻のコレクションと、若干の油絵があった。遠目に見て「ヴラマンクの作品かなぁ」と思ったらその通りでうれしかった。(雪景色の油絵。)ルノワールもあった。
 足湯もあったが、混んでいたのと足を拭く布の用意がなかったので諦めた。
 特別展として「カメオ展」が開催されていた。古いものから現代のカメオまで数多く展示されていた。ウィーン美術史美術館など、著名な美術館所蔵のカメオもあった。あとはネックレスなどの宝飾品など。
 今日は土曜日で天気もよかったが、比較的空いていた。
 前回訪れたときは、まだ美術館巡りをほとんどしていない頃だったので、作品(というか作家名)を見てもあまりピンと来なかったが、この4〜5年の間にだいぶ美術館を廻ったので、知っている作家名も増えていた。「動く彫刻」の、芸大を先頃退官された伊藤隆道氏など。ミロの彫刻作品もあったし。
 何名か、「世界文化賞」の受賞者の作品もあった。(プレートに書いてあった。)
 今日の箱根は、日中は汗ばむ陽気で、長袖シャツで行ったら結構暑かった・・・。
 久しぶりにこの美術館を訪れることが出来、いい1日を過ごせたので感謝。