珠玉の輿〜江戸と乗物〜 (江戸東京博物館)
江戸東京博物館で、特別展「珠玉の輿〜江戸と乗物〜」を見てきた。(車で連れて行ってもらいました。ありがとうございました。)
大河ドラマ「篤姫」の余韻さめやらぬうちに、ドラマで使用した「篤姫の駕籠」や、当時本当に篤姫が所用した駕籠が米国から里帰りし本邦初公開など、期待が高まった。
音声ガイドを借りた。普通の内容だったけど・・・。
駕籠や輿などいろいろな乗り物が展示されていたが、やはり篤姫の駕籠(本物)は圧巻だった。葵紋(徳川家)や牡丹紋(近衛家)を金で散らし、立派だった。隣には本寿院(ドラマで僕の好きなキャラ)の駕籠も展示されていた。こちらもよかった。
和宮が使用したのは輿。天皇家出身という身分を表している。こちらは大きかったが、やや質素か。
駕籠の内装も、源氏物語の一場面だったりしてなんとも優美。
しかしお世辞にも人が乗る部分は広いとは思えず、担ぐ人も大変なら、中の人もけして乗り心地はよくはなかったのではないか・・・? そんな気がした。
今日は休日で、この博物館の特別展ならさぞかし混んでいるかと思ったら、意外なほど空いていた。
今日の写真は、博物館ロビーに展示されていたもの。(江戸時代の錨(いかり)かな?)