muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

大阪万博の軌跡 ほか6つの美術館、博物館

なぜか懐かしい大阪万博

 今日はお休みで、1人で都内を廻りいろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。
(1)特別展 1970年 大阪万博の軌跡 2009 in 東京(国立科学博物館)
(2)初公開!はく製リンリン−上野のパンダ全員集合−(同上)
(3)特別展「妙心寺」(東京国立博物館)
(4)特別展「未来をひらく福澤諭吉展」(同上)
(5)高梨豊 光のフィールドノート(東京国立近代美術館)
(6)コラージュ−切断と再構築による創造(同上)
(7)所蔵作品展 きものの輝き/漆・木・竹工芸の美(同上工芸館)
(8)加山又造展(国立新美術館)
(9)未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2008 文化庁芸術家在外研修の成果(同上)
(10)「japan 蒔絵 ―宮殿を飾る 東洋の燦めき―」展(サントリー美術館)
 初めて行ったものに限って感想を記します。
●大阪万博の軌跡
 会期初日。朝一で行ったためか、会場には「関係者」が非常に多かった。何かの撮影をしていたり。展覧会内部は撮影可だったので、今日の写真は、「大阪万博 日本館ホステスユニフォーム」である。なお、この展覧会は16日間しか開催されないため、見たい方は早めにご来場ください。
 さて、大阪万博は僕が生まれる1年前に開催された。もともとこういう博覧会は大好きで、なんともいえない「懐かしさ」とともに展覧会を見た。
 今になってみればなんとも古くさいが、当時の「モダン」が至る所にあった。
 展覧会最後には、なぜか映画「20世紀少年第2幕」の宣伝があった。
●はく製リンリン
 歴代上野のパンダが「はく製」で大集合していた。かわいいと言えばかわいいが・・・。
 あの「チュチュ」もホルマリン漬けで展示されていた。合掌・・・。
●妙心寺
 音声ガイドを利用。普通の内容だったが・・・。
 妙心寺は京都にあるお寺。国宝も展示されていた。ガラス玉で作られた天蓋が見事だった。
 妙心寺以外のお寺からも多数出品。見応えあった。
●高梨豊
 東京を写した写真が多数展示されていた。
 映画評論家の淀川長治の写真がよかった。(淀川さんの写真としてよく目にするものかも知れない。)あとはちょっと印象に残る要素がなかなかなかった・・・。
●コラージュ
 コラージュの技法を用いた作品展。(ミニ特集。)有名作家の作品はあまりなかったが、いろんな傾向の作品群を目にすることができた。
●きものの輝き/漆・木・竹工芸の美
 きものは・・・実際に着ることがあったのだろうか。わりと実用向きなデザインに思えたけど・・・?
 工芸作品は、「アート」なものも多く、芸術といった感じ。イサム・ノグチデザインの照明器具があった。
●加山又造
 会期初日。音声ガイドを利用。作家自身の言葉を多数引用していたため、わりと有意義なガイドだった。
 日本画の装飾技法などを駆使しつつ、それだけにとどまらない作品群。(陶器の絵付けや、着物のデザインまで行っている。)
 多数の作品が出品されていたが、「裸婦」の作品群が特によかった。思い思いのポーズを取り、ファッションモデルが題材とあって表情も巧みだった。
 MOT所蔵の「キリン」に久しぶりにお目にかかれた。というか、思い出した。