muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

歌舞伎座公演:仙石屋敷、大石最後の一日

夜の歌舞伎座

 銀座の歌舞伎座で、歌舞伎座さよなら公演 三月大歌舞伎、夜の部から「仙石屋敷」(せんごくやしき)と、「大石最後の一日」を観てきた。
 ちょうどその前に日比谷で映画を観ていて(後日書きます)、一緒に観た友達が、歌舞伎座が近いことを教えてくれて、歩いて歌舞伎座まで行った。
 「一幕見」と言って、天井桟敷みたいな席の当日売りがあり、1つの演目がわずか800円で観られる。この日は休日なので混むかと思ったが、50分くらい行列して、立ち見でなく、座席に座れた。4階の後ろの方なので、当然ながら舞台は小さい。
 さて、歌舞伎だが、この日は仁左衛門と幸四郎が出ていた。出てきただけで大きな拍手。
 例の「歌舞伎口調」だと何を言ってるかわからないので警戒したが、わりと話し言葉でわかりやすい台詞が多かった。PAもないのに我々の席まで明瞭に声が届いた。
 ただ、仙石屋敷の最後の方は歌舞伎口調が続いて、よくわからなかった・・・。
 大石最後の一日は、男女の別れ(一目会わせてください、いやそれはならん云々)があり、ストーリーがわかりやすかった。結構面白く観られた。
 ラストシーンは大石が花道を通って、これから切腹する・・・というものだが、席が後ろなので、花道の最初の方しか観られず、歯がゆかった。
 カーテンコールはなかった。
 また機会があったら、歌舞伎見物してみたいものだ。歌舞伎座はこれから改築(改修?)にかかるみたいだけど。(1年以上かけて「さよなら公演」をしている由。)