山水に遊ぶ、平泉〜みちのくの浄土〜
府中と世田谷で2つの展覧会を見てきた。どちらも車で連れて行ってもらいました。ありがとうございました。どちらの美術館も、車でないと行きづらいところなので非常にありがたかったです。深謝・・・。
●企画展 山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年(府中市美術館)
若冲(じゃくちゅう)が来ていると言うことで非常に期待していた。で、若冲の絵は2点ほど会ったが、期待を裏切らない出来だった。
ほかにも司馬江漢など。
音声ガイドを借りた。20点の解説で200円とは安くてありがたい。解説の内容は普通だったが・・・。
会期中大幅な展示替えがあるとかで、後期展にも行きたいところだ。
常設展は、戦前〜昭和の洋画。前回行ったときより展示替えをしていた。梅原龍三郎や「あいみつ」があって収穫。
●特別展「平泉〜みちのくの浄土〜」展 世界遺産登録をめざして(世田谷美術館)
府中市美術館以上に、「車でないと行きづらい」美術館。今日で確か3回目の来館だが、すべて車で連れてきてもらった。
年配のお客さんでかなり混んでいた。音声ガイドを借りる。NHKの女性アナウンサーがナレーションしていた。
国宝の仏像群は圧巻だった。金箔で光り輝いていた。
ほかにも、岩手県の仏像が古風な感じでよかった。傷み具合もかなりあるが、そこが一つの味わいを醸し出していた。(仏像の、面がなくなっているのは残念だったが・・・。)
国宝も結構出品されていた。当時の平泉はさぞや栄えていたに違いない。
写経も多数展示されており、金字の写経は国宝指定で字体が非常に整っていてよかった。手書き、なんだろうなぁ・・・。
今日の写真は、世田谷美術館ロビーにあった、金色堂の復元模型。撮影可なのかわからないが、みんな撮っていたので僕もぱちり。