muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

近代絵画、手塚治虫展、東海道五拾三次

永青文庫

 目白と両国で展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)春季展示「近代絵画、セザンヌから梅原・安井まで」(永青文庫)
(2)特別展 手筭治虫展〜未来へのメッセージ〜(江戸東京博物館)
(3)企画展 東海道五拾三次〜あの浮世絵がやってきた〜(同上)
 今日はすべてが初めてであった。
●近代絵画
 永青文庫(写真)は初めて訪れた美術館。僕が藤村俊二さんや村松英子(えいこ)さんと共演した「和敬塾」(わけいじゅく・・・男子学生寮)のところにある。懐かしかった。
 この展覧会では、セザンヌの水彩画「登り道」が期間限定公開ということで、早めに訪れた。
 セザンヌもよかったが、梅原龍三郎や、安田曾一郎の絵がたくさんあった。また、それらの人の書簡がいっぱい展示されていた。(達筆すぎて読めなかったが・・・。)
 建物はまさに昭和って感じで、バリアフリーではないし、「美術館」という感じでもないが、細川家の由緒正しい建物だ。
●手塚治虫
 手塚治虫の回顧展。直筆原稿などがあった。アトムの模型とかも。
 手塚治虫の漫画では、ブラックジャックや、火の鳥が好きだが、それらの特集展示もあった。手塚ファンならたまらないだろう。
 展示の最後に、縁の人物たちが手塚治虫の思い出を語っているパネルがあり、夜中に旅先で墨汁を買いに行かされた話が印象に残った。(当時はコンビニなどない。)
●東海道五拾三次
 切手になっている浮世絵があり、見入ってしまった。東海道拾三次を一堂に展示してあるのだが、1点1点に結構な長さの説明文がつけられているので、読んでいるだけで疲れてしまった。(最後の方は飛ばし読み。)