美ヶ原高原美術館

　松本観光の最後は、美ヶ原高原美術館である。(車で連れて行ってもらいました。ありがとうございました。美術館自体は上田市の所在。)
　松本から山道をずーっと上っていくとあります。バブリーな時期に建てたんだろうなぁと言う感じの施設。
　美術館入り口を入ると、自然の写真展をやっていた。全国各地の自然を撮った、とてもきれいな写真。（岡田光司写真展『四季─風の記憶』）
　さて、野外に出ると、そこここに彫刻が点在している。邦人作家の作品が多いが、韓国やメキシコ、アメリカ人作家のものもあった。
　本当に敷地が「広い」ので、歩くだけでもかなりの体力が必要。丘陵地帯なのでアップダウンも激しい。まともに全部を見ようとしたら、4〜5時間くらい余裕を見た方がいいのではないか。(今回は全部を見るのは諦めて、2時間くらい野外を歩き回った。)
　野外展示場だけでなく、建物もあり、光の美術館(イルミネーションできれい)、ミロのヴィーナスの模刻がある建物、「アモーレの鐘」がある建物などがあった。実際にアモーレの鐘が、時間になったら鳴っていたが、美しい音色だった。ヨーロッパの教会の鐘のようだ。(行ったことないけど。)
　この日は天気がよくて本当にラッキーだった。標高が高いので、上から見下ろせるベンチから平野部を見ると、雄大だ。余計なBGMなども流れてないので、鳥のさえずりくらいしか聞こえない静かな時間もある。癒された。
　土曜日だったけど、がらがらだったので、いつ行っても混んではないと思う。