映画 「クライマーズ・ハイ」
※今日のブログは、映画「クライマーズ・ハイ」のネタバレがあります。
レンタルDVDで、映画「クライマーズ・ハイ」を観た。(監督:原田眞人)
劇場公開時にも気になっていたが、ようやく観ることができた。
言わずと知れた1985年の日航ジャンボ機墜落事故をモチーフにしている。地方新聞社を舞台にした人間ドラマ。
えっと、日航ジャンボ機内の様子などは描かれていません。
感想は、ストーリーの「芯」が通っていない感じ・・・。監督が何を言いたかったのか、よくわからなかった。ラストシーンも全然解せないし。(ニュージーランドまで行って、息子に会わずに帰るの!?)
ジャンボ機墜落原因の、「圧力隔壁の損傷」を、堤真一がすっぱ抜いた方が気持ちよく見れたと思う。結局毎日新聞に「抜かれて」しまうのだが・・・。
堺雅人が重要な役で出ているのだが、この人の演技が、「ジェネラル・ルージュの凱旋」のときと全く同じような感じでがっかりした。堺雅人って元々は舞台の人でしょう? もうちょっと演技の幅があってもいいと思うんだけど・・・。
なんか、マイナスなことばかり書いてしまったが、けして悪い映画ではないです。観ておいても損はないと思います。ただ、僕にはちょっと「違った」かな・・・。
あと、新聞社内の様子、登場人物たちのセリフがとっても「かっこよかった」です。
今日の写真は、美ヶ原高原美術館にて。(本文には関係ありません。)
●映画「クライマーズ・ハイ」公式サイト・・・http://climbershigh.gyao.jp/