muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

船の科学館、医学と芸術展 ほか7つの美術館、博物館

船の科学館より

 今日はお休みで、朝から都内を廻っていろいろ展覧会などを見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)船の科学館
(2)‘おいしく、食べる’の科学展(日本科学未来館)
(3)特別展「菱田春草」(明治神宮 宝物展示室)
(4)THEハプスブルク(国立新美術館)
(5)清方ノスタルジア 名品でたどる 鏑木清方の美の世界(サントリー美術館)
(6)THE OUTLINE 見えていない輪郭 展 深澤直人 藤井保(21_21 DESIGN SIGHT)
(7)医学と芸術展:生命と愛の未来を探る(森美術館)
(8)MAMプロジェクト010:テレルヴォ・カルレイネン+オリヴァー・コフタ=カルレイネン(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●船の科学館
 多分初めて来館。もしかしたら子どもの時分に行ってるかも知れないが・・・。
 いろいろな船の模型など。今日の写真は、最初に飾ってある、江戸時代の船の復元模型。
 地下から地上6階まで幅広く展示している。ちょっと昭和の匂いもするが・・・。船の運転シミュレーターもやってみたが、うまくいかなかった。
 展望台もあり、地上70メートル、360度の景色を楽しめる。今日は晴れており眺めも抜群で、フジテレビや東京タワーなどが見えた。こちらの写真解説には、「東京ディズニーランド」と書いてあった。
 船が好きな人にはいいと思う。
●おいしく食べる
 マクドナルドなどの企業が協賛、なんか冠展覧会のような趣(おもむき)も・・・。
 なんか、解説員がツアーをやっていたが、ちょっと聴いて素通りしてしまった。(家族連れ対象だったみたいで。)
 食べると言うことを多角的に展示しており、飢餓問題なども取り上げていた。
 科学博物館的で、ちょっと面白味には欠けたかも・・・。まじめな展覧会ではあるが。
●菱田春草
 高名な日本画家。明治天皇遺愛の屏風絵などを展示。味わい深かった。前期と後期の展覧会だったそうだが、気づくのが遅れたため後期しか行けなかった。(今日は会期終了間近。)また、この展示は「宝物展示室」でだが、これとは別に「宝物殿」というのもあるそうで、宝物殿は行き損ねたので次回行ってみたい。(宝物展示室は毎日開館、宝物殿は通常は土日祝日開館。)
●医学と芸術
 会期初日。レオナルド・ダ・ヴィンチの素描3点がひとつの目玉。(イギリス王室所有。)ほかにも(細々していたが)、ゴッホの版画、レンブラント、応挙などがあって収穫。
 無料の音声ガイドを借りる。作品への理解が深まるのでいい。今回の展示では、現代アートもあるので・・・。
 スーパーマンやキャットウーマンなどのアメリカン・ヒーローが、年老いているアート作品は、印象深かった。国立新美術館の現代中国アートの展覧会でも、似たような趣の作品を見たが・・・。
 僕が行ったとき、ちょうどアーティストトークをやっていて、外人女性作家が、作品について語っていた。(通訳付き。)ちょっとだけ聴いた。(結構参加者が多く、外人の姿も少なくなかった。)
●カルレイネン
 社会や生活に対しての「不満」を歌詞にして、みんなで合唱する。その姿を映像に収めて上映していた。世界各国バージョンで、東京編はこの展覧会のために制作された。
 ちょっとこれが「芸術」かどうかは、議論の分かれるところではないだろうか・・・。
 今日は天気にも恵まれて、比較的早く帰って来れたし、有意義な1日だった。