おおのの公演 「走れダザイ」
下北沢の小劇場楽園にて、おおのの公演(太宰治生誕100年記念公演第二弾)「走れダザイ」の舞台を観てきた。(作・演出:大野裕明)今日が初日。
まず何より、そのタイトルに惹かれた。なんか面白い芝居なんじゃないか?
果たして、お笑いの要素もあったが、どちらかと言えばシリアス路線の舞台だった。
物語は、太宰の一生を描く「大河芝居」みたいな感じ。いろんな登場人物が出てくる。どちらかと言えば演出過多と言ってもいいほど、演出の存在が感じられた。役者は公演していた。特に女優さんの1人は、発声が昔の、戦前の感じがして雰囲気にとても合っていた。
2人の太宰治が出てくる。対比がよかった。
それなりに印象深い舞台であった。
客席プレゼントで、青森のおもちゃがいただけた。ありがとうございました。
余談だが、作・演出の大野さんは、この前観た「世田谷シルク」の主宰の女性とお知り合いのようだ。(WEBに対談が出ていた。)
公演は24日まで。今日の写真は、TDSにて。(本文には関係ありません。)
●おおのの・・・http://oonono.com/