読書 ： ラクガキいっぷく、明日（あした）は昨日の風が吹く

　先日、図書館に行って何冊か本を借り、今のところ2冊読み終わった。図書館はなかなか行けず、現在は数ヶ月に1回、みたいなペースである。今度、鴻巣駅ビルの一角に、図書館の分室ができるというので期待している。それだったら自分で歩いて行けるし、行く頻度も上がりそう。
●ラクガキいっぷく(中野翠)
　映画評論家でもある中野翠のエッセイ本。この人の本はわりと好き。
　映画を観たあとの感想文の参考にしようと思ったが、この人と僕では作品の好みが違いすぎる・・・。中野翠は、ほとんど邦画を観ない感じなんだけど、いい邦画を観たときは必ず、「邦画でもこんなに○○がいい作品(およびスタッフ)が、まだ日本にはあったんだ・・・」みたいな書き方をするのがちょっと気に障る。
　内容は、映画批評に限らず、時事ネタなど雑多。まぁまぁでした。
●明日（あした）は昨日（きのう）の風が吹く(橋本治)
　評論集。TVをつけながらの読書作業が多かったせいもあり、なかなか内容が頭に入ってこなかったような気がする。そもそもこの著者は、「自分でもわからないことを、説明しようと思って」著作するので、複雑なのだ。「○○は、私にもわからない」みたいな書き方もするし。
　政治ネタから経済ネタまで幅広いが、なんか、すごかったというか・・・。
　最近はPCや携帯でインターネットするばかりで、なかなか紙の書籍を読む時間が取れないというか、自分が悪いんだけど・・・。これからも、エッセイや評論を中心に(小説はほとんど読まないので)、時々は読書の習慣を付けたいと思う。
　今日の写真は、さいたま水族館の金魚。(本文には関係ありません。）