muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

埼玉県立川の博物館

大水車

 今日はお休みで、寄居町にある「埼玉県立川の博物館」に行ってきた。訪れるのは2回目で、前回はブログを始める前だった。
 埼玉県を流れる川、荒川を中心に、人々の暮らしなども展示している。
●ボタニカルアート・太田洋愛の桜原画展〜荒川ゆかりの桜を中心に〜
 精密なサクラなどの絵画。評価も高い。太田氏は故人。図鑑の絵と言った感じで、美しかった。(芸術的価値は・・・?)
●アドベンチャーシアター
 普段は別料金の劇場。映像に合わせて座席が動くのだが、故障中のため、無料で映像を2本、上映していた。(座席は動かない。)
 1本は、「荒川ささ舟の冒険」。いかにも教育委員会が作った、格調高い映像。荒川の源流から、下流まで、「座席が動けば」それなりに面白い映像だった。(動かないので、面白くなかった。)途中で突然タイムスリップしたり、それなりに工夫はしてあります。
 もう1本は、「忍たま乱太郎」。立体メガネをかけて3D映像を楽しむ。ちゃんと、立体が際立つような映像の作り方だったが、画面全体が暗いので、あまり楽しめなかった。ストーリーは、川の博物館オリジナルなんだろうか・・・? 忍たま乱太郎って、1本まともに見たのって、初めて・・・。高山みなみ(主人公の声優)は好きなのでよかったが・・・。隣の母はうつらうつらしていた。
●ワークショップ
 色紙の切り絵細工を教わり、作ってみた。解説のお姉さんは、あまり親切ではなかった。折り方とか、なかなか複雑だった。正方形の色紙を、順に折り、最後に、型紙に合わせて切り取り、それを広げると切り絵細工になる。(きれいな模様。)母は、失敗していた・・・。
 第1展示室は、それなりに広く、荒川のことをいろいろ解説していた。大型模型もたくさんあった。
 全体に、平成初期のバブリーな匂いがぷんぷんする、いかにも「箱物」施設である。春休みの土曜日というのに、がらがらだった。維持費ばかりかかって、大赤字なんだろうなぁ・・・。リピーターは呼べそうにもない。残念だが・・・。
 なぜかロビーに足湯があったが、ばっちぃ感じがしたので、利用しなかった。
 館内は撮影可で、今日の写真は、屋上から見たこの施設のシンボル、大水車である。