大導寺錬太郎 ピアニストのピアノ発表会 Vol.5
埼玉会館(小ホール)で、芸高芸大同期、大導寺錬太郎くんのコンサート、「ピアニストのピアノ発表会Vol.5」があり、ご招待を受けて聴きに行ってきた。(ありがとうございました。)
精力的に演奏活動をされていて、大変頼もしい。今日のプログラムは、以下の通り。
・平均律第1巻よりハ長調の前奏曲とフーガ(J.S.バッハ)
・「黒鍵」「別れの曲」(ショパン)
・練習曲 op.8-8/8-12(スクリャービン)
・ソナタ18番終楽章(ベートーヴェン)
・悲愴ソナタ(同上)
・スケルツォ第2番(ショパン)
・鈴蘭咲く頃/藤の花(黒髪芳光)
・音の絵より op.39-5(ラフマニノフ)
・愛の夢(リスト)
・ブレー・ファンタスク(シャブリエ)
・ソナタ第2番 改訂版(ラフマニノフ)
(アンコール)
・トロイメライ(シューマン)
・子犬のワルツ(ショパン)
前半は、ペダルの使用を控えめにして、ややドライな響き。ベートーヴェンのソナタ第18番フィナーレが、すごくよかった。(左手がタランテラのリズムで、ひっきりなしに動くので、難しいと思う。)
黒髪氏(故人)は今日が命日だそうで、ヒーリング調の、優しい曲だった。会場には遠方から奥様が見えていた。
やはり最後のラフマニノフのソナタが圧巻だった。あらかじめYoutubeで何回も聴いてから訪れたが、生で聴くと迫力や、曲の遠近感が違う。圧倒された。
今日の曲目は、僕もレパートリーのものが多かったので、解釈の違い(特に細かい部分)など、非常に興味深かった。
会場には大ちゃんのお母さまも見えていて、ご挨拶した。ほかにも知り合いが来ていたので、声をかけた。
大ちゃん、今日はどうもありがとうございました。これからも頑張ってください!!