muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

平山郁夫 平和への祈り ほか4つの美術館

白樺

 仕事前に六本木で展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)近代日本画にみる東西画壇−東京・京都・大阪の画家たち−(泉屋博古館分館)
(2)欣求浄土(ごんくじょうど)〜ピュア・ランドを求めて−大倉コレクション仏教美術名品展−(大倉集古館)
(3)第3回智美術館大賞展 現代の茶(智美術館)
(4)平山郁夫 平和への祈り(ホテルオークラ東京 アスコットホール)
 今日はすべてが初めてだった。
●東西画壇
 明治以降の日本画。東西画壇の画風の違いはよくわからなかった。東山魁夷の絵があったので収穫。「スオミ」の題名だが、フィンランドだろうか。森と湖を、落ち着いた色調で描いていた。ほかにも、知っている作家があり、まぁまぁよかったです。
●欣求浄土
 仏教美術。奈良時代から明治くらいまでありました。古いものが好きなので、展示物もそれなりの量があり、よかったです。奈良時代からの経典を貼り付けた屏風が、圧巻だった。
●現代の茶
 今年制作の作品が並ぶ。現代の陶芸。用の美をなさない、純粋芸術品も、見ていて楽しい。こういうのが現代陶芸のトレンドなのだろうか。
●平山郁夫
 偶然やっていることを知り、入ってみた。ホテルオークラは、僕には縁がない、超高級ホテル。その地下でやっていて、結構人が入っていた。
 平山先生の作品がいっぱい並んでいたが、今まで見たことがある印象のも、結構多かったように思う。同じ画題でいくつも描いてるのだろうか。
 普段は神戸のホテルオークラにある、7メートルの巨大画も展示。阪神大震災の折、この絵が被害を受けていないか、画伯自ら心配されたという。様式美といった感じで、なかなかよかったです。
 今日の写真は、ホテルオークラのロビーに飾られていた、「白樺」。多分、高名な人が活けてるんだと思うけど・・・。