muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

舞台 : 悪名高き治助の恋、メリッサのゆりかご

悪名高き治助の恋 ほか

 今日は2本の舞台を観た。どちらも1人で観劇。
 昼は大塚の萬劇場で、劇団芋屋第9回公演「悪名高き治助の恋」を拝見。(作・演出:高橋征也)公演3日目のマチネ。
 ビールをモチーフに、"喧嘩屋"治助のあれやこれや。ベルギービールなどが出てくる。
 まず、話を詰め込みすぎで、すっきりしない。途中で治助に関係ない人たちが延々とストーリーを繰り広げるので、ちょっと疲れてしまった。(上演時間も2時間超えるし。)
 役者さんたちはノリノリで元気いっぱいなのだが、いまいち笑えない。
 面白さが伝わってこず、残念であった。
 公演は22日まで。
 夜は東池袋の「あうるすぽっと」で、メガバックスコレクション ミュージカル「メリッサのゆりかご ジルの監獄」を拝見。(作・演出:滝一也)公演2日目のソワレ。
 あうるすぽっとは、初めて訪れる劇場。駅からも近いし(東池袋から直結)、同じ建物には図書館もあるので時間もつぶせる。かなり新しいらしく、非常に清潔なホールだった。好感が持てた。
 さて物語は、メリッサとジルという2人姉妹の織りなすストーリー。メリッサは海賊のキャプテンで、ジルは陸(おか)でレストランをしている。互いに反発し合いながらも、一緒に暮らすことになるが、その矢先に海賊員が伝染病に冒されてしまい、メリッサは病人と共に再び航海に出る・・・というお話。
 ミュージカルと言うことで、オリジナルナンバー(歌)が10曲以上あった。尚美の関係者(学生?)3人で作曲されていた。ダンスナンバーも彼らの作曲なのだろうか。平均以上のレベルだったと思う。
 男性陣がなかなか好演していた。キャラも立っていたし。子役の女の子たちが大勢いて、花を添えていた。
 開演前の諸注意をキャストがギターを鳴らしながら歌ったり、休憩中も俳優がずっとステージにいてサービスしてくれたり、いろいろと楽しませようとしてくれているのだが、あまり効果を上げていなかったような・・・。(一番前のかぶりつきにいたので、こっちが照れくさくなってしまった。しかし最前列に僕1人しかいないってどういうこと・・・。)
 舞台を通して見た印象は、ちょっと散漫な感じがした。演技のアンサンブルもいいし、主演の2人はかっこいいし、どこがどうというわけでもないのだが・・・。
 こちらもどことなく残念な印象を抱いてしまった・・・。
 公演は23日まで。
 今日の写真は、畠山記念館ロビーの、創立者木像。(本文には関係ありません。)
●劇団芋屋・・・http://imoyaweb.hp.infoseek.co.jp/home.shtml
●メガバックスコレクション・・・http://www.megaba.com/