ピアノ・アフタヌーンコンサート7 本番
待ちに待った、「平成23年度 鴻巣市田間宮生涯学習センター主催事業 ピアノ・アフタヌーンコンサート7〜昭和の歌謡曲〜」本番があり、田間宮生涯学習センターに行ってきた。
昭和の歌謡曲（全員女性ボーカル）をてんでんに並べて、最後に平成元年の「川の流れのように」で締めよう、というコンサートプランは、もう何年も前から温めてあって、ついに実現したわけだ。（セットリストは末尾に記します。）
今日は正午頃、父に車で会場に送ってもらい、センターの人と簡単な打ち合わせをしたあと、リハーサルをした。全部は通さなかったが、あらかた弾いてみた。調律も今日していただき（ありがとうございました）、とても弾きやすかった。
本番は14：00から。あらかじめ家で時間を計ったら、15：40終演（予定）と出たので、時間が押してはかなわないので、MCは巻き気味に行った。そしたら、実際の終演時間が（アンコールも含めて）15：25くらいになったので、思わず本音が出て、「早く終わる分にはいいですよね〜」とぽろりしたら、会場が大受けしていた。
今回のプログラムも、極力皆さんが知っている曲で固めたく、知られていないのは岡田有希子くらいだったと思う。（ユッコは完全にこちらの趣味で・・・。）
MCはさすがに暗記できないので、あんちょこを持って行った。あんちょこに書いていない分も含め、言いたいことは全部言えたMCになった。曲が昭和時代なので、その年に起こった出来事や、豆知識をちりばめたら、皆さん真剣に聴いていただけた。（それぞれの"昭和"があっただろうし。）
「松田聖子メドレー」は、僕が中学生の時に作ったもの。当時所属していた吹奏楽部で演奏することを考えたが、それは果たされず、今日が初のお披露目となった。
ユッコの曲の時、僕がMCで、「毎年命日には、最期の地の四谷に行ってます」と言ったら、皆さん驚かれていた。
アンコールの3曲目で、「母が今年4月に亡くなりまして・・・」と説明し、そのピアノを弾いていたら、母のことを思い出して、涙が出てきそうになった。
MCについては結構気が揉んで、本番でピアノを弾いている最中（!）に、「次のMCで○○を話そう・・・」と考えつつ弾いていたりした。
即興によるアレンジではなく、かなり家で考え込んで臨んだものだが、細かいミスや、本番中のノリとか、色々あった。ライブならではの醍醐味だなぁ。
今年は、本編の最後と、アンコールの最後を、静かに終わる曲調で締めた。特に最後は「祈り」がテーマなので、よかったと思う。
父が今日の演奏を、ICレコーダーに録音してくれたので、あとで聴いてみようと思う。最後方で録ったものなので、ちゃんと録れてるか心配だけど・・・。父は、終演後、「とてもよかった。歌謡曲も捨てたもんじゃないと思った」と褒めてくれたので、なんか嬉しかった。
今日はかけ橋合唱団の方々や、僕の元お弟子さん達もいっぱい来てくださって、うれしかった。お弟子さん（とそのお母さん）たちは、終演後、楽屋に来てくださり、コンサートの話や、母のこと、芸大のこと、海外旅行のことなどで話し込んでしまった。
また、お花やお菓子もいっぱい差し入れがあり、本当にありがとうございました。（後日書きます。）
アンケートもいっぱい集まり、感謝である。今回、何回目のコンサートか、性別、年代をお聞きしたら、初めてで、70代以上の女性の方が非常に多かった。（アンケートの中では、若い世代はほとんどいなかった。）今後の参考にしよう。
最後に、今日お世話になった、センターの人たち、宮澤さん（このコンサートシリーズのきっかけをくださった人）に厚くお礼申し上げ、退出した。
今後もこのコンサートシリーズを続けられたら、本当に嬉しい。
あと、節電の一環で、会場の照明は無しだった。（節電へのご協力、ありがとうございました。）
今日来てくださった皆さん、お世話になったスタッフの方々、本当にありがとうございました。
今日のプログラムは以下の通り。
♪恋のフーガ（ザ・ピーナッツ）
♪愛燦燦（美空ひばり）
♪雨の慕情（八代亜紀）
♪いい日旅立ち（山口百恵）
♪あなたに夢中（キャンディーズ）
♪松田聖子メドレー Rock'n Rouge〜ピンクのモーツァルト〜野ばらのエチュード〜時間の国のアリス〜瞳はダイアモンド〜ガラスの林檎〜風立ちぬ〜Rock'n Rouge
♪恋のバカンス（ザ・ピーナッツ）
♪Woman "Wの悲劇"より（薬師丸ひろ子）
♪津軽海峡・冬景色（石川さゆり）
♪Believe In You 2011 Memorial-Mix（岡田有希子）
♪つぐない（テレサ・テン）
♪川の流れのように（美空ひばり）
アンコール
♪モーツァルト ピアノ・ソナタ Es-durよりフィナーレ
♪即興演奏〜NHK「てっぱん」テーマ曲を交えて〜
♪見上げてごらん夜の星を
