muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

古筆切 ほか12の美術館

ヨコハマトリエンナーレ2011

 最近見てきた展覧会。ヨコハマトリエンナーレ2011と、2回目以上のものは感想省きます。以下、見てきた順。
(1)藤島武二・岡田三郎助 展 女性美の競演(そごう美術館)
(2)魔法のはさみ−今森光彦の切り紙美術館−(日本橋三越)
(3)さかなクンの世界展(同上)
(4)日本美術にみる「橋」ものがたり−天橋立から日本橋まで−(三井記念美術館)
(5)没後100年 青木繁展−よみがえる神話と芸術(ブリヂストン美術館)
(6)『海森彩生』写真展(明治神宮 宝物展示室)
(7)古筆切 ともに楽しむために(根津美術館)
(8)ワシントン・ナショナル・ギャラリー展(国立新美術館)
(9)スケッチブックの使い方(目黒区美術館)
(10)「皇帝が愛したガラス」展(東京都庭園美術館)
(11)彫刻家エル・アナツイのアフリカ(埼玉県立近代美術館)
(12)MOMASコレクション[II](同上)
(13)ヨコハマトリエンナーレ2011
(14)GLOBAL NEW ART−現代アートをもっと楽しむために−(損保ジャパン東郷青児美術館)
●藤島武二・岡田三郎助
 古い時代の洋画。世界史的に見ると、美術的価値はあるのだろうか・・・。国内のいろんな美術館から来ていた。
●今森光彦
 この人の写真展は何度か見たことあるが、切り紙もやっているとは・・・。精緻な昆虫などの切り紙がいっぱい並んでいた。
●さかなクン
 夏休み企画だけど、それほど混んでなかった。金魚とか、生きた魚の展示有り。綾小路きみまろと共演している、NHKごきげん歌謡笑劇団で着用している衣装の展示があり、凝っていて興味深かった。きみまろからの花も来ていた。
●「橋」
 橋をモチーフにしたいろんな美術品。橋なら何でもあり。
●青木繁
 「海の幸」が見られたのでよかった。この人、28歳で亡くなっているとは・・・。その年で後世に残る作品を残せたのはえらい。
●海森彩生
 海のきれいな写真展。即売もしていた。
●古筆切
 伝紀貫之とか、伝藤原公任とか、優美なかな文字が並んでいた。味わいがある。
●スケッチブック
 2人の芸術家のスケッチブックを多角的に展示。多くのページをそのまま展示するわけにはいかないので、パネルも多かった。作家の息づかいが伝わってきた。
●皇帝が愛したガラス
 中世から近代まで、器などのガラスが並んでいた。手が込んでいた。
●エル・アナツイ
 アフリカの現代アート。こういうのがアフリカの「今」なのかな。大量の金属片でオブジェを作っていたりした。不思議なエネルギーを感じた。
●MOMASコレクション[II]
 今期の埼玉県立近代美術館常設展は、「エーテルと波動」「タイムトラベル」「平成22年度新収蔵作品を中心に」「山本容子の世界II」の4部構成。新収蔵品は郷土ゆかりの作家達だったりもしたけど、質の高さを感じた。モネの積みわらは9月からの展示だそうだ。また来てみたい。現代アートにも積極的なこの美術館はいいと思う。
 天気雨に見舞われたりして、大変な道中の日もあった。今日の写真は、ヨコハマトリエンナーレ2011から。