muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

芸祭 2011

芸祭 2011

 かつての教え子、久保くんが今、芸大の1年生で、作品発表をすると言うので芸祭(芸大の学園祭)に行ってきた。芸祭に行くのは、卒業以来初めて。本当に久しぶりだ。
 正門前で久保くんのお父様から整理券をいただいた。僕たちの頃は整理券制ではなかったような・・・。あと、富山のお菓子もいただいた。(ありがとうございました。)
 会場は6ホールで、これも懐かしい。作曲科有志による作品発表会である。12人が発表し(うち1人は編曲作品)、久保くんまでの6人を聴いた。
 全体に、調性を引きずっているというか、まぁ半年前まで受験和声や学習フーガ、受験ソナタを書いていたんだからしょうがないよねぇ・・・。7の和音とか、調性感ありありの作品もあった。
 でも、若いっていいなぁ。僕もこの頃に戻ってみたい。あとは、「冒険」している作品が少なかったけど、最後まで聴いてたらあったのだろうか。
 久保くんの作品もよかったです。オーボエとピアノの組曲。がんばってるなぁ。
 会場をあとにして、芸祭の様子をちょっと見て、帰りました。今日の写真は恒例のお神輿。
 今日のプログラムは以下の通り。括弧内は作曲者。
♪FEAR(Pasinee Sakulsurarat)Pf独奏
♪Reve pour clarinette et piano.(青島佳祐)
♪ソプラノサクソフォーンとピアノのためのスケルツェット「ウォルトンへのオマージュ」(逢坂裕)
♪3つの小品−独奏ピアノのために−(天野由梨)
♪白い窓(上田彩乃)Pf独奏
♪Vier Stucke fur Oboe und Klavier I Vorspiel II Capriccio III Rhapsodie IV Phantasie(久保哲朗)
(以下略)