劇団ドロブラ公演「青春亡命国」
赤羽橋の麻布die pratzeにて、劇団ドロブラ第7回公演「青春亡命国」二日目のマチネを見てきた。(作・萩原伸次、演出・福正大輔)
学園、会社、宇宙船などさまざまな舞台で繰り広げられる、いくつのかのシチュエーションコメディである。
それぞれの短編は独立しているが、やがて交錯してきて、最後にオープニングに戻る・・・という形態を取っている。こういうのは観ていてとても安心感がある。オーソドックスというかオムニバスの王道な作りといえるだろう。
「コント集」とも銘打っているのだが、それにしてはややギャグが弱い感じがした。会場の観客には受けているのだが、僕には物足りなかった。全部が全部ダメなのではなく、ときに面白いシーンもあるのだが・・・。
役者の演技は小劇場らしく、変に舞台張らないいいものだったと思う。
全体を通しては脚本がよかったと思う。「予定調和」という言葉も脳裏をよぎるが・・・。
公演は明日まで。頑張ってください。
●劇団ドロブラのサイト・・・http://www.h7.dion.ne.jp/~dorobura/