エビス堂大交響楽団公演「カラクリ少女」
中野ザ・ポケットにてエビス堂大交響楽団公演「カラクリ少女」東京公演の千秋楽を見た。(作・演出 オカモト國ヒコ)
交響楽団といってもオーケストラではない。お芝居の劇団である。
公演だが、役者はいい演技をしていた。(主役陣と新人さんたちの扱いが露骨に違ったが・・・。)だが、脚本に魅力が感じられなかった。登場人物が善玉なのか悪玉なのかわかりづらく、どのようにキャラに肩入れしていいのか分からなかったのだ。演劇的には(もしかしたら)いい脚本なのかも知れないが・・・。
演出はところどころ光っていた。「鏡に映ったのがロバの顔」というのを芝居で見せられるとなかなかはっとした。(鏡の向こうにロバのかぶり物をかぶった人が立っていて、それで「鏡に映った姿」を表現していた。)
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●エビス堂大交響楽団のサイト・・・http://bravo.jp/~yebisu-do/