江戸東京たてもの園

　小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきた。
　ここは、過去のいろいろな建物を移設、保存している一種の野外博物館である。
　従来の建物保存と違うのは、それらの建造物の中に実際に入れる点である。だから面白い。
　高橋是清邸や、昔の商店などが移設されている。昭和初期の住宅が面白い。昔の調度品などがとても新しく映るのだ。雰囲気がある。
　銭湯「子宝湯」は映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったと聞いたが本当だろうか。とても風情のある銭湯である。（男湯、女湯両方とも入れる。）
　交番や、皇居にあった街灯、当時の電車（路面電車？）やボンネットバスもある。交番や電車は中に入ることもできる。
　今日の写真は「鍵屋（居酒屋）」店内の様子である。昭和45年頃の様子を復元しているのだそうだ。写真には写っていないが、店内の椅子は醤油の木樽を改造したもので風情があった。
　また、エントランスの建物「ビジターセンター」（皇紀2600年記念建物を移設）内では特別展も随時行われていて、現在は「ドラえもんとはらっぱ」展が行われている。ドラえもんの家やのび太の部屋の復元、ドラえもんの引用による説明など、かなりマニアックである。ドラえもんのファンの人には絶対楽しめると思う。
　「江戸東京たてもの園」は駅から歩くと大変だが、バスや車で来ると絶好の行楽スポットである。都立小金井公園内にあるので公園を楽しむこともできる。（公園は無料。）
●江戸東京たてもの園のサイト・・・http://www.tatemonoen.jp/