muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

三鷹の森ジブリ美術館

楔形文字を記した石もあったよ

 三鷹市の、三鷹の森ジブリ美術館に行ってきた。
 この美術館は完全予約制で、チケットはローソンのLoppi(ロッピー)という端末でしか売っていない。ローソンのサイトから確かめてみたところ、今日は全日時空きがあったので買ってみた。(大人一枚1000円。)日曜日はいまだに完売状態が続いているようだ。
 この端末操作は簡単だった。ちゃんと「ジブリ美術館のチケットを買う人はここを押してください」みたいな項目があったので。
 チケットを購入する際に氏名(フルネーム)と電話番号を入力しなければならない。これは抵抗があった。(個人情報保護法案も施行されたしね。)まぁ正直に入力しなくてもよいのだろうが・・・。
 さて、美術館である。木をふんだんに使った贅沢な内装である。美術館自体が一つの美術品のようだ・・・といったら言い過ぎであろうか。館内はそれほど広いとは言えないが、充実した展示内容であった。
 最初のフロア(といっても美術館自体に順路は設定されていない)は古い時代のアニメーションを展示してある。1800年代の発明品だそうだが、現代の技術で立体造形を再現していたり、見応えがあった。
 その隣には映像展示室(ミニシアター)「土星座」があり、短編映画「めいとこねこバス」を上映している。(一時間に3回上映。入場者一人ごとに一回しか見ることができない。)この短編映画(もちろんスタジオジブリ作)については日を改めて取り上げてみたい。
 2006年5月まで企画展として、「アルプスの少女ハイジ展〜その作り手たちの仕事〜」をやっており、見てみたのだがかなり凝った内容であった。というかこの企画展(そして美術館自体も)小さな子供たちを相手にしていない。(言い切ったらまずいけど。)企画展は「アルプスの少女ハイジ」の裏側をとにかく見せていた。「当時(1970年代前半)のアニメの水準をはるかに超えてるんですよ」ということをこれでもかこれでもかと見せてくれる。
 主題歌(おしえて)や挿入歌の楽譜があり大変興味深かった。味わいのある楽譜であった。
 ジブリのスタジオ(?)を再現したセットや、自由に見れる過去のジブリ作品のコンテなど、ジブリ好きならたまらないものが目白押しである。
 館内には欧米人やアジア人も多く来ていた。ジブリ作品って国際的な知名度なのかしら・・・。
 ととろの「ねこバス」を再現したものがあり、小学生以下なら実際にねこバスに乗れる。(もちろん動きはしないが。)大勢の子供たちが楽しそうであった。
 今日の写真は屋上で写したもの。僕にはこの像がよくわからないのだが、「天空の城ラピュタ」を見れば納得らしい。
●ローソン「Loppi」の紹介ページ・・・http://www.lawson.co.jp/loppi/index.html
●三鷹の森ジブリ美術館のサイト・・・http://www.ghibli-museum.jp/