村内美術館
八王子の村内美術館に行ってきた。以前にもこのブログを始める前に行ったことがあり、今日訪れるのは2回目である。
村内家具店の3階にある美術館で、道路に面した看板には「ミレー、コロー、クールベ・・・」などと書いてあり、友達は「その下に小さく"のトリックアート"なんて書いてあるんじゃないの」とちゃかしていたが、本当にミレー、コロー、クールベ(の本物)がゴロゴロしているのである。ルノワール、マネ、ピサロ、ボナールなどもあるのだ。八王子、あなどれない。
個人(村内家具の社長?)の収集による美術館で、言うなれば「社長の道楽」である。すごいもんだ・・・。
さて、収蔵作品群であるが、ミレーが素晴らしい。中でも「鏡の前のアントワネット・エベール」という作品は、後ろ向きの少女の鏡に映った顔を描くというしゃれた構図の作品。この絵が見たくてわざわざ訪れたようなものだ。
クールベの作品にはすごく近代的なものがあって、ボートをこぐ女性の絵なのだが、色遣いなどがクールベって感じがしない。
また、20世紀の現代絵画もあり、ビュッフェなど。佐藤忠良の彫刻作品などもある。なんだか「いろいろ」だなぁ・・・。
今月からは特別展も始まるようで、また行ってみたいものである。
●村内美術館のサイト・・・http://www.murauchi.net/museum/