菜の花

　結構前のことになるが、近くに菜の花がいっぱい咲いている土手があって、見物と、摘んでカラシ醤油で和えて食べるというのをやった。
　見る分にはとてもきれいで、土手一面に咲いている。摘むのはまだ花が開いていないつぼみのものである。
　家に帰ってゆでて食べるとほのかに苦みもあって春の味覚である。なかなかおいしいものだ。
　花も摘んで家に持ち帰って飾ったが、花びらがすぐに下に落ちてしまい、後始末が大変であった。