muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

「映画クレヨンしんちゃん(2006)」映画「タイフーン」

「踊れ!アミーゴ」のパンフレット

 夕方は王子の映画館で、「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ」を観てきた。(原作・臼井儀人、監督・ムトウユージ、脚本・もとひら了)
 クレしんの映画は毎年楽しみにしている。今年は「ホラー」だ。自分の「そっくりさん」が現れて・・・。
 映画らしい表現にもあふれ、ラストまで目が離せない。僕の好きな「負」の方向に突っ走っていく展開。
 普段は脇役の風間くんやよしなが先生、まつざか先生などにもいいシーンがいっぱいあり、上映時間も全部で92分なので余裕のあるシーン作りがよかった。
 なぜ世界中を「サンバ」で踊らせなければならないのか、明確な理由付けはないが、そんなところを突っ込んでいてはクレしんの世界を楽しめないであろう。
 上映中、何度も子どもが笑っていた。その笑いのツボは僕とは違っていたところもあったが・・・。
 手堅い作りで、今までのクレしん映画の中でベスト5には入るかな。
 夜は同じ映画館で韓国映画「タイフーン」を観た。(監督・クァク・キョンテク)
 南北分断の悲劇をモチーフに、二人の男の「運命」を描いた物語。
 劇場にパンフレットが置いてあって、あらかじめそれを一通り読んでから見たのに、結局よくわからなかった。
 最後のタイフーンの中の貨物船決闘シーンは迫力があった。
 なんでも、韓国史上最大級のお金をかけて作られた映画だそうだ。しかし、韓国でも日本でもあまりヒットしていないらしい・・・。
 殺人のシーンとかいっぱいあるし、血が飛び散る場面も結構あるので、結構身体がこわばってしまった。(あんまり得意じゃない。)
●東宝のサイト・・・http://www.toho.co.jp/
●タイフーンのサイト・・・http://www.typhoon-movie.jp/