muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

銀行倶楽部でブライダルの仕事

開宴前のひととき

 先日甲府でリサイタルの伴奏をした(このブログにも記載・・・2006/06/12)、ソプラノの赤池さんが出席する披露宴のブライダルの仕事があり、東京の銀行倶楽部に行ってきた。
 赤池さんは今日の新郎(お坊さん、くりくり頭)の関係者だそうで、親戚付き合いのように親しいそうである。
 僕は、どこかの式場に属するような、定期的なブライダルの仕事はしていないのだが、今日のように単発で知り合い、もしくは知り合いの知り合いみたいな形で披露宴で演奏することはある。ブライダルの仕事は随分久しぶりだ。前回はmetroさんの披露宴で弾いたことがあるが、あれは純粋な友人の披露宴だったので、「お仕事」とはまた違ったものである。
 さっき、打ち合わせが終わり、今は用意された控え室で休んでいる。披露宴で食事が始まった頃、ピアノ席に着くことになっている。この後のことは、終わってから記します。
 ・・・というわけで披露宴が終了しました。赤池さんが歌われた曲(ヴェルディの乾杯の歌(一人で歌った)、プッチーニの「私のお父さん」、Con te partillo(君と旅立とう))の伴奏と、テーブルスピーチのときのBGM、それから新婦が読む手紙のときのBGM(坂本龍一の"aqua"という曲・・・新婦のお父さんの着メロだそうだ)を伴奏したり独奏したりした。
 ミスしたりもしそうになったが、周りの会場の人が教えてくれたりして、無事終わった。テーブルスピーチのときのBGMは、2回くらい「もうちょっと音量落とした方がいいのでは」と指摘されて、どきどきしてしまった。その際いろいろな曲をメドレーで演奏したのだが、ヴェルディの凱旋行進曲(W杯の時期なので)、赤いスイートピー、少年時代、夏の思い出などはいいとして、最後に弾いた美空ひばりの「川の流れのように」は、披露宴にふさわしい曲かどうかどぎまぎした。(大丈夫なのだが。)
 新郎が曹洞宗のお坊さんということで、「アヴェ・マリア」は御法度とか、結構曲目選定でいろいろあったようだ。
 赤池さん、今日はありがとうございました。新郎、新婦もどうぞお幸せに!
●銀行倶楽部ウェディングのサイト・・・http://www.kaikan.co.jp/bankersclub/