muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

マンダラ展(埼玉県立近代美術館)

看板

 7/20のことになるが、北浦和の埼玉県立近代美術館にて特別展「マンダラ展 -チベット・ネパールの仏たち-」を見てきた。常設展も見たかったのだが、展示替え期間のため見られず、特別展のみの鑑賞となった。常設展はまた今度。
 「マンダラ」(曼荼羅)といえば空海などの密教が浮かぶのだが、今回はインドやネパール、チベットなどから集められたマンダラ、仏像(金属製)、仏画を中心に展示していた。
 ところがどのマンダラ、出品作もことごとく「20世紀」の作品なのだ。マンダラは色鮮やかだし保存状態もいいのだが、やはり空海の時代あたりの古いものを見たくなってしまうもの。2点、日本からの出品マンダラで18世紀の作品があったのだが、古いのといったらそれくらいであった。
 大乗仏教、小乗仏教、さまざまなパネルによってアジア各国の仏教のことが説明されていた。
●埼玉県立近代美術館のサイト・・・http://www.momas.jp/