映画「日本沈没」

　さいたま新都心のMOVIXさいたまで、映画「日本沈没」を観てきた。（原作・小松左京、監督・樋口真嗣）
　今日は家族で映画でも観ようということになって、「バルトの楽園（がくえん）」を観たかったのだが、桶川でも大宮でも夜にしか公開していないので諦めて、「ゲド戦記」は僕が興味あったものの両親がパス、結局「日本沈没」になった。
　さて、今回の「日本〜」はリメイク版とのことだが、元の映画は観ていない。原作もタイトルくらいしか知らない状態だったので、予備知識なしで観たのだが、まあまあ楽しめた。前半はややたるかったが・・・。
　役者陣では豊川悦司がよかったと思う。キャラクタがはっきりしている役なので演じやすかったかも知れないが・・・。草磲（なぎ）剛はTVドラマ的演技でちょっと・・・。（一箇所だけハッとさせられる演技をしていたが。）大地真央は舞台の人なので、役柄的には抑えた、冷静な人物なのだが映画にしては演技過剰に映った。
　ストーリー的に「この映画、どこでオチをつけるのかな」と思いながら観ていたが、ハッピーエンドというか「いい話」に着地していた。興業の面から考えると後味の悪い映画はできないだろうし、こういうものかも。
　久保田利伸（正確にはユニット）の歌う主題歌が、劇中いい感じで流れていた。「ここはヴォーカル入りの歌で決めなきゃ」みたいなシーンである。この主題歌、いい歌だと思う。（女性とのデュエット曲。）
●映画「日本沈没」公式サイト・・・http://www.nc06.jp/
●今月見た芝居、映画の本数・・・2本
●今月見た展覧会の本数・・・13本