muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

「ジュエリーの今」など8つの美術館・博物館

ジュエリー展の看板

 上野、竹橋、恵比寿と廻っていろいろ美術館、博物館を見てきた。以下、見てきた順。
●大英博物館 ミイラと古代エジプト展(国立科学博物館)
●仏像 一木にこめられた祈り(東京国立博物館)
●The Wonder Box -ユニヴァーシティ・ミュージアム合同展-(東京芸術大学大学美術館)
●芸大コレクション展:斎藤佳三の軌跡−大正・昭和の総合芸術の試み−(同上)
●退任記念:堀口光彦展(同上)
●ベルギー王立美術館展(国立西洋美術館)
●揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに(東京国立近代美術館)
●写真の現在3 臨界をめぐる6つの試論(同上)
●ジュエリーの今:変貌のオブジェ(同上・工芸館)
●戦後日本 再建・復興・独立(国立公文書館)
●コラージュとフォトモンタージュ展(東京都写真美術館)
●写真新世紀 NEW COSMOS OF PHOTOGRAPHY 2006(同上)
●パラレル・ニッポン 現代日本建築展 1996-2006(同上)
 初めて見たものに限って感想を記す。
●仏像
 初めてではないが、会期中後期のみ出展の滋賀県の仏像、東洋のヴィーナスと呼ばれている仏像目当てで。(国宝。)雅やかな仏像であった。
●The Wonder Box
 博物品の出品が主で、美術品が少ないのが残念。隕石、化石、剥製、さまざまなものがいっぱいあった。各地方の大学博物館、大学美術館に「これぞ」というものを1点ずつ出品してもらう趣向である。
●斎藤佳三
 東京美術学校と東京音楽学校両方出ているという人。当時の音楽会のプログラムが興味深かった。この人作曲の楽譜の展示があったが、いまいちのような・・・?
●堀口光彦展
 彫金の人。千葉県立美術館蔵、東京国立近代美術館蔵の作品なども展示してあった。
●揺らぐ近代
 明治、大正、昭和の日本画、洋画を展示。こういうのちょっと苦手・・・。切手になっている作品があり、ちょっと感動もした。梅原龍三郎の北京の絵とか、母子観音像とか。
●写真の現在
 波を接写した写真が印象に残った。
●ジュエリーの今
 昔の、手探りで作っていたジュエリーから、現代の、実用とはほど遠い「アート」なジュエリーまで展示。宝石展というと、ただきれいなだけ、のものが多い中、こちらは「芸術作品」を展示していたので、なかなかよかった。
●戦後日本
 裕仁とか明仁とか署名があるのが興味深い。昭和62年12月の文書では、裕仁、明仁が連名で署名してあった。
●コラージュとフォトモンタージュ展
 草間弥生やマン・レイなどの作品もあった。
●写真新世紀
 公募展。いろいろな傾向の写真があり、興味深い。アンケートに答えたら、本(小冊子)をもらえた。審査員にアラーキーや、日比野克彦先生など。
●パラレル・ニッポン
 1996年からの現代建築、の写真展。展示数の多さにお腹いっぱい・・・。僕の行ったことのある建物の写真もあった。現代の建築は洗練されていていいと思う。