muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

澁澤龍彦、ロシア皇帝の至宝ほか 7つの展覧会

幻想美術館の看板

 北浦和、両国、竹橋と廻り、いろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。
(1)澁澤龍彦(しぶさわたつひこ)-幻想美術館-(埼玉県立近代美術館)
(2)特別展「ロシア皇帝の至宝展 世界遺産クレムリンの奇跡」(江戸東京博物館)
(3)特集展 映画「あかね空」の世界〜江戸の食と深川〜展(同上)
(4)企画展「ロマノフ王朝と近代日本」展(同上)
(5)生誕100年 靉光(あいみつ)展(東京国立近代美術館)
(6)リアルのためのフィクション(同上)
(7)青磁を極める−岡部嶺男展(同上・工芸館)
●澁澤龍彦
 知っている日本人作家、外国人作家の作品が多くてよかった。この前東京都写真美術館で見た細江英公の写真が多かった。ダリやピカソ、モローにマン・レイ・・・。しかし澁澤という人のことはよく知らなかったので、なんでこんなに有名作家の作品が集まるのかよく理解できず・・・。澁澤は三島由紀夫と親交が深かったそうだ。
●ロシア皇帝の至宝展
 いかにも江戸東京博物館らしい展覧会。予想に違わず年配の人が多かった。
 今回の目玉の一つが、「クレムリン・エッグ」(日本初公開)というものなのだが、手が込んでいた細工物だった。ほかにも、ロシア皇帝のマントやらいろんな装飾品やら、華麗で宝石もいっぱいちりばめられていた。
 映像展示では、クレムリン宮の大聖堂の内部の様子を大画面で楽しめた。実写かと思うほど精巧なCGだった。(実写とCGの合成だったかも知れない。)
●あかね空
 常設展の中の展示。常設展は毎度なのではしょって見ていたので、この小展示も、映画のセットなどあったようなのだが、そちらは見逃してしまった。映画のシーンのパネル展示だけ見た。それだけ・・・。
●ロマノフ王朝
 ロシア皇帝〜が絢爛豪華だったのに比べ、こちらはモノクロの版画が多く、色彩に欠けた・・・。ガラス越しに遠くに展示してある出品物に、遠くに小さな文字で説明書きが記されているので、見づらかった。
 ロシアのお菓子の包み紙など、面白かった。
●靉光
 初期から最晩年の自画像(3作)まで展示。
 国内のいろいろな美術館から作品が来ていたが、広島県立美術館からのものが多かった。
 「海」という後期の作品がとてもよかった。上品な色彩で、海なのに紅色を使っていたりした。
 作者は、30代で戦病死したという、悲劇の人である。
●リアルのためのフィクション
 4人の女性作家による小規模な展示。ほんとに小規模で、あまり印象に残らなかった・・・。
 写真作品など。
●岡部嶺男
 ダイナミックに作風を変えてきた焼き物作家。縄文土器に着想を得た花器などが素晴らしかった。青磁も表面のひび割れ具合がなんともいえない味わいを醸し出している。
 茶碗も上品。
 会場で、作家にちなんだNHK制作の映像(12分)を流しているのだが、この展覧会3日前の映像が入っていたりして、制作するの大変だったろうなぁ・・・。