muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

neo garage kid公演「ドンゾコ」

福助の看板

 新宿のシアターPOOにて、neo garage kid公演「ドンゾコ〜ドンゾコな人々の幸福な日常〜」を観てきた。(作・演出・出演 シマザキマユミ(島崎真弓))
 まず、今日の会場のシアターPOOについて。新宿にある芝居小屋はあらかた行き尽くしたと思っていたが、今日のところは初めてだった。劇団サイトにも、劇場のサイトにもちゃんとした略地図がなく、住所はかろうじてわかったのでMapionで地図作成してから行った。そしたら、JR新宿駅東南口の階段を下りて、徒歩数十秒のところにあった。いつも通っている道だった。看板も(わかりづらかったが)あったし、盲点だった・・・。今日の写真は、会場入り口の上にあった福助(?)である。
 シアターPOOは、芝居小屋と言うよりは、アクティングスペースのあるバーである。今日も1ドリンク付きの公演で、ビールをいただいた。ステージはかなり狭い。
 さて肝心の舞台だが、5人の役者(男3、女2)で織りなすオムニバス風である。互いのセクションは関連づけがあるようなないようなで、舞台の最初と最後は「忘れん坊友の会」というよくわからない団体の会合シーンでつづられる。
 演技は及第点。TVドラマほど自然ではなく、舞台舞台するほど舞台っぽくもない。
 脚本がダメダメだった。山道を車で走っていて事故を起こし、車は大破(乗っていた男2人は無事)、残された男たちがただしゃべり続けるだけで、一向に携帯を取り出そうとしない(携帯を探し出すまでにかなりかかった)とか、突っ込みどころがいっぱいあった。
 初日なのでセリフが噛み噛みなのは仕方ないが、演技と、舞台後方のスクリーンに映し出される映像が混ざり合って進行していくシーン、映像の出力ミスがあって見苦しかった。昼間にゲネプロはやっているはずなのに・・・?
 ものすごくひどい舞台というわけではないが、ほとんど面白さというものを感じられなかった1時間40分であった。
 公演は明日まで。
●neo garage kidのサイト・・・http://ngkweb.at.infoseek.co.jp/