muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」

飛び出すゾ〜

(今日のブログは、映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」に関するネタバレがあります。)
 先日のことになるが、王子の映画館で、映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」を観てきた。(監督・ムトウユージ)
 最近はTVのしんちゃんを見ていないので、いつかの映画みたいに「TVを見ていないとわからないネタ」があったらどうしよう・・・と思っていたが、そんなことはなかった。
 で、感想なのだが・・・正直いまいち。今までのしんちゃん映画って、「悪」のボスみたいな人(または組織)がいて、それとしんちゃんの一騎打ちという感じで、わかりやすい構図だったのだが、今年はそういうのがない。UNTI(ウンツィ、だって)とひなげし歌劇団(宝塚のパロディ)というのが出てくるが、どちらも悪という感じではないので、わかりづらかった。キャラが立ってないのだ。
 今までのしんちゃん映画は、「子どもに連れられて居合わせたパパ・ママも思わず面白いと唸ってしまう」というのがあったと思うのだが、今年は正直どうかなぁ・・・。
 随所に挟み込まれる、ミュージカルシーンは評価が分かれるところだろう。野原一家のGood-dayはあまり面白くなかったが、ひなげし歌劇団の宝塚ばりのレビューはかなり高水準だった。レビューの音楽作った人、宝塚をどの程度研究したのだろうか・・・。
 この時期、TV(のしんちゃん)では、映画のことをいやでも叩き込まされるのだが、TV版を見ていないので、予備知識なしで見た。
 ゲスト声優にAKB48から数人出ているのだが、あまりセリフらしいセリフもないので、声優としての資質はわからなかった。(しょせんお客様なのだろう。)
 京本政樹も重要な役所ででているのだが、声優としては使えない。声がこもっていてちっとも「届いて」こないのだ。演出でそうなっているとか、そうは感じられず、声優としての力量不足だろう。なお、京本はアニメ出演は初めてだそうだ。
 今日の写真は、来場者プレゼントの「ドキドキ! ケツだけ爆弾」。あの黒ひげ危機一髪と同じタイプのおもちゃだ。中学生以下限定なのだが、なぜかいただいてしまった・・・。