muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

瓦が語るかながわの古代寺院 ほか4つの博物館

神奈川県立歴史博物館にて

 横浜でいろいろ展覧会を見てきた。今日はユッコ友達のやまさこさんがご一緒してくださり、横浜の地理に疎いので道案内もしてくださった。どうもありがとうございました。
 以下、見てきた順。
(1)特別展 瓦が語るかながわの古代寺院(神奈川県立歴史博物館)
(2)グローバリゼーションの中の日本海運(日本郵船歴史博物館)
(3)エジプトの小さなガラスの円盤−中世イスラーム都市のくらし−(横浜ユーラシア文化館)
(4)2007年報道写真展(日本新聞博物館)
 今日はすべてが初めての展覧会だった。
●かながわの古代寺院
 古い瓦などの遺物を展示。華やかさはないが、歴史の重みがある。金堂や伽藍が立ち並んだ当時のお寺の姿にしばし思いをはせた。古代仏教の頃、当時の豪族が寺院を建てたのは、仏教普及というよりは自分の力を誇示する思惑があったそうである。
●グローバリゼーション
 パネル展示ばかりでいまいち地味・・・。世界の海運貿易の状況を展示。港でのコンテナ取り扱いは、かつては日本の港も扱い高が多かったが、近年は中国などアジアの港にすっかり押されているそうだ。
●エジプトの小さなガラスの円盤
 ガラスの封印が、小さいけれども輝いていた。押された文章には皆、「アラーの御名において」の文章がある。小規模な展示。古代のコインなどもあった。実物の香辛料も置いてあり、シナモン、ナツメグ、乳香など香りを確かめられた。(シナモンは、いい香り。)
●2007年報道写真展
 去年の報道写真展。記憶に新しい事件が多かった。大賞(だったかな)を撮った写真作品は、長崎市長射殺事件の写真。地面に押さえつけられた犯人の顔や、病院に運ばれる長崎市長が写っていたりして生々しかった。
 ほかにも、スポーツニュース、皇室、芸能、社会などさまざまな報道写真が。スポーツ写真など、「その一瞬」の選手の表情が印象的だった。(「変な顔」に写っているのもあったりして。)
 横浜はいっぱい博物館や美術館があっていいなぁ。時間があれば横浜美術館も考えたが、すでに2回見ているので今回はパスした。