muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

邦楽展20

懐かしかった

 すみだトリフォニーホール小ホールで、「吉村七重プロデュース 邦楽展20 in すみだトリフォニー2008」を聴いてきた。出演者の大谷祥子さんの招待によるもの。曲目は以下の通り。
♪〜独奏二十絃箏のための〜揺の音の数寄(2006久留智之)
♪〜二十絃箏2面のための〜《昼(断章)》op.52-3(委嘱初演)(2008南聡)
♪樹冠(1979長沢勝俊)
♪五段の調べ(1979三木稔)
♪悠久の舞のかなたに(委嘱初演)(2008久田典子)
♪〜二十絃二重奏のための〜青の島(1989新実徳英)
 祥子ちゃんは三木稔作品を演奏した。(暗譜で。)
 委嘱初演作が2曲あったが、南作品がよく楽器が鳴っていてよかった。久田作品は、小ホールの前の方(当夜は最前列で聴いた)で聴いていないと、楽器の特殊効果がわからないようなところが散見された。
 長沢作品では尺八の助演があった。新実作品は6重奏(パートは2パート)で演奏した。
 終演後、祥子ちゃんにご挨拶。また、大学卒業後初めて、先輩の田村さんにお会いした。話が弾んで懐かしかった。
 写真はホールの前にあった猫(?)。このホールは僕のCD「キャラメルマキアート」の録音をしたところで、久々に訪れ感慨深かった。
 祥子ちゃん、今日はお疲れさまでした&ありがとうございました!