muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

フェルメール展 ほか4つの美術館

フェルメール展の看板

 上野と六本木でいろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。今日は1人で行動した。
(1)コロー 光と追憶の変奏曲(国立西洋美術館)
(2)黄金の国ジパングとエル・ドラード展(国立科学博物館)
(3)フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち(東京都美術館)
(4)アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち(森美術館)
(5)MAMプロジェクト008:荒木珠奈(たまな)(同上)
 初めて行ったもののみ感想を記します。
●フェルメール展
 今日の美術館巡りの目玉。もちろん音声ガイドも借りた。この音声ガイドが従来のものとはちょっと変わっていて、「iタッチ・ガイドシート」という。音声ガイドのある絵画がカラー印刷された紙を渡され、絵の部分を鉛筆のような機械でタッチすると、ヘッドホンから解説が流れるというもの。♪(音符)マークをタッチすると芸大音楽環境創造科(の学生? 教官?)の作曲した楽曲が流れる。
 で、入場して音声ガイドを借りようとしたら品切れ中でちょっと待たされた。その上、調子が悪く途中で解説が聴けなくなってしまい、取り替えになった。
 それはともかく、さすがフェルメールが何点も来るとあって、会期始まったばかりなのに大変な人ごみだった。フェルメール初期の作品はあまりぴんと来なかったが、円熟期の絵はなんともいえない雰囲気があった。今回、当初出品予定だった作品が取りやめになり、代わりに別のフェルメール作品が特別出品されている。
 フェルメール以外は全然知らない画家の作品だ・・・。ヘイデンとかデ・ホーホとかあちらでは有名なのかなぁ・・・。遠近法があからさまでちょっと味わいに欠けるかも・・・?
●アネット・メサジェ
 現代フランスを代表する女流アーティスト、だそうだ。作品はぬいぐるみとか、ドレスとか日常にあるものを組み合わせた感じ。こういうのがアートなんだなぁ・・・。
 無料の音声ガイドを借りたが、全部で8点しか解説がなかった。その分、1点1点の解説時間が長くなっている。
 現代アートは、ほんとになんでもあり、だ。
●荒木珠奈
 1点だけの展示。白いオブジェ。雑多なイメージを表現しているそうだ。1点だけなので、どう感想を書いていいやら・・・。MOTでこの人の作品を見たかも知れない。
 今日は東京国立博物館も見たかったが、入場40分待ちで諦めた。上野から六本木へ地下鉄で行ったのだが、偶然飲み友達のよっちゃんとばったり車内で出会った。本当に珍しいことだ。しばらく話が弾んだ。