丸山直文展−後ろの正面 ほか4つの美術館
昨日、都内を廻りいろいろ展覧会を見てきた。今回は1人で行動した。以下、見てきた順。
(1)沖縄・プリズム(東京国立近代美術館)
(2)小松誠―デザイン+ユーモア―(同上)
(3)かたちのエッセンス―平松保城のジュエリー(同工芸館)
(4)平成20年度第2回常設展「大正から昭和へ」(国立公文書館)
(5)丸山直文展−後ろの正面(目黒区美術館)
今回はすべてが初めての展覧会。
●沖縄・プリズム
会期初日。沖縄に想を得た作品群。岡本太郎撮影の写真があったり、切手になっている日本画があったりした。切手になっているのを見るのはうれしい。映像展示も多かったが、ちょっとだけ見てパスしてしまった。
●小松誠
「皺がある」作品群。どことなくユーモラスかも。見ていると不思議な感じ。
●かたちのエッセンス
「アートな感じ」の宝飾品。また、ペーパーウェイトなどの小物もあり、センスの良さを感じた。芸大の先生だったこともあるそうだ。
●大正から昭和へ
大正時代の古文書。天皇の署名があったり、教科書に出てくる人の署名もあったりする。入場無料。
●丸山直文
具象と抽象を自在に行き来する。スランプ時代も含めてこの人の画業を振り返る。中期(?)の抽象画はMOT、東京国立近代美術館、国立国際美術館等、そうそうたる 美術館が所蔵していた。
この展覧会のための新作もあり、最近作は水面やボートを漕ぐ人などが見える。
展示室が真っ白で、その中に余裕を持って絵が配置されており、まさに「美術館」といった感じだった。
昨日はまたまたぐったりで、東京国立近代美術館の椅子に30分くらい休憩していた。竹橋で、日本語の出来る中国人女性に、美術館への道を訊かれた。
今日の写真は、東京国立近代美術館工芸館の前庭にある、「風の顔」という作品。