muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

未来をひらく福沢諭吉展 ほか2つの美術館、博物館

芸大美術館

 昨日、本番を終えたあと上野へ寄って、いろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。文京シビックセンターから上野公園まで都営バスが出ていてそれに乗ったのだが、上野公園では外れの方に降ろされ、美術館まではかなり歩いてしまった・・・。それもあってだんだんくたくたになり、昨日最終日のフジタ展はキャンセルしてしまった。(2回行ったのでいいんだが・・・。)以下、見てきた順。
(1)特別展「未来をひらく福澤諭吉展」(東京国立博物館)
(2)新鬼流八道の建築 六角鬼丈展(東京芸術大学大学美術館)
(3)退任記念 山本正道展 ―刻まれた時の記憶―(同上)
●福沢諭吉
 石坂浩二ナレーションの音声ガイドを利用。内容は普通・・・。
 1万円札(福沢諭吉肖像)の製造番号「2」の現物が展示されていた。興味深く拝見した。
 教育者としての福沢諭吉の側面がわかりやすく紹介されていたと思う。展覧会最後では、なぜか美術品の展示になってしまい、陶磁器や、第2会場では国宝の絵が展示されていた。(博物館的な展示より、美術展の方が好きなんでいいのだが・・・。)
●六角鬼丈
 「新鬼流八道」と書いて「じきるとはいど」と読むのだそうである。建築の先生の退任記念展。会場には六角先生と思しき人物がいて、説明しながら会場を回っていた。(僕もちょっとだけ聴講した。)
 公共建築のプランから、宗教施設、個人の邸宅までいろんな建築を手がけられたようだ。
●山本正道
 こちらも退任記念展。静謐な彫刻群。まるで何かの遺跡のような雰囲気さえ漂う。素描も展示。母子像などは、公園によくある彫刻、って感じがした・・・。(すみません。)
 芸大美術館の陳列館でも展覧会があったのだが、時間が遅く閉まっていた。残念。
 今日の写真は芸大美術館前にて。