muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

映画 「ドゥスカ」 (オランダ映画祭2009)

オランダ映画祭2009

 東京国立近代美術館フィルムセンターで、「オランダ映画祭2009」が今日から開幕。夜の部のオランダ映画「ドゥスカ」(日本初公開)を観てきた。
 オープニングと言うことで、同映画の主演俳優さんが来日していた。映画の公開前とあとに出演してくださった。
 映画「ドゥスカ」は、映画脚本家と彼を訪ねてくるロシア人の奇妙な男、若い美女が織りなす不思議な物語。
 この映画はオランダでも商業的なヒットを飛ばすようなものではないとのことで、芸術的だった。セリフが極端に少なく、観客のイマジネーションにゆだねられている感じ。
 面白いかどうか、と聞かれれば、いまいちな印象・・・。つまらないというほどひどくもないが。
 上映後、俳優さんと観客とで質疑応答。さすが映画マニアが集まっているだけあって、質の高いやりとりがあった。(登場人物たちは、それぞれ「生」「死」を暗示している、とか。)また、俳優さんが映画「おくりびと」のアカデミー賞受賞のことに言及していた。(「おくりびと」の感想はこのブログにあります。)
 観客の入りは半分程度。中年以上の男性1人客が多かった。
 映画の前にエレベーターに乗っていたら、この施設の関係者みたいな人(女性)に話しかけられ、「どこで映画祭を知りましたか?」とか、「今日の映画は面白いですよー」などと言われた。
 今日の写真は、江戸東京博物館で。(本文には関係ありません。)