muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

だまし絵展 ほか3つの美術館、博物館

ヴィーナス

 今日はお仕事の前の時間を利用して、美術館巡りをしてきた。1人で行動。すべてが初めての展覧会。以下、見てきた順。
(1)コレクション展「旅」第1部「東方へ 19世紀写真術の旅」(東京都写真美術館)
(2)プレス・カメラマン・ストーリー(同上)
(3)世界報道写真展2009(同上)
(4)Bunkamura20周年記念特別企画 奇想の王国 だまし絵展(Bunkamura ザ・ミュージアム)
(5)イラストレーター170人が描く わたしの句読点(たばこと塩の博物館)
●東方へ
 昔の旅写真。写真だけでなく版画もあった。1800年代後半のエジプト遺跡は、すでに荒廃していた。(現在と同じような感じ。)日本の写真もあり、大名屋敷など、興味深かった。
●プレス・カメラマン・ストーリー
 昔の報道写真。ほとんどの写真家は物故していた。戦時中の写真が興味深かった。昭和天皇の戦後行幸写真や、その新聞記事が面白かった。
 外国人青年の公開処刑の様子がドキュメンタリータッチで写されており、かわいそうに思った。
●世界報道写真展2009
 昨晩、ニュース番組で特集されており、その影響からか、平日の午前中にしては結構混んでいた。
 コンクールの形式をとっており、審査員に日本人はいなかった。(入賞者にはいたけど。)
 日本の報道写真と違って、死体を写している写真が結構あった。(血のりもべったり・・・。)真実をありのままに伝えている。
●だまし絵展
 マグリットの作品を見に行ったようなもので。ダリもあり収穫。
 中世のだまし絵から、現代アートまで幅広く(というか雑多)取り上げていた。
 MOT所蔵の「遠近感の椅子」はMOTでも見たような・・・。
 先週末はチケットを買うだけで20分以上待たされたようで、今日はすんなりチケットは買えたが、中は結構混んでいた。
 デュシャンもあった。
●わたしの句読点
 展覧会最初に、「作品をお求めになれます。売店にて承ります」みたいな看板があり、「即売会かよ!」と思ってしまう。
 それはともかく、たばこ、コーヒー、お茶など「嗜好品」をテーマにしたイラストが並んでいた。JTの施設だからか、圧倒的にたばこをモチーフにした作品が多かった。
 展示数もさることながら、1点1点に作家のプロフィールと作者の言葉がついているので、ほとんど読み流した。(ちゃんと読んでいたらきりがない。)作家プロフィールに芸大卒の人が何人かいた。
 イラストを見ただけで、「この作風、見たことある」と有名作家のものもあった。
 今日の写真は、美ヶ原高原美術館のヴィーナス。(模刻。本文には関係ありません。)