muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

束芋(たばいも) 断面の世代 ほか5つの美術館、博物館

奈良さんの絵

 今日はお休みで、1人で横浜を廻りいろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。
(1)2009年 報道写真展(日本新聞博物館)
(2)西洋館とフランス瓦 横浜生まれの近代産業(横浜都市発展記念館)
(3)古瀬戸と中国の青磁・白磁(神奈川県立歴史博物館)
(4)未来の船 NYKスーパーエコシップ2030を中心に(日本郵船歴史博物館)
(5)束芋(たばいも) 断面の世代(横浜美術館)
(6)横浜美術館コレクション展2009年度第3期(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●2009年報道写真展
 去年のいろいろなニュース写真。銭湯の湯船に、大量のアヒルのおもちゃを浮かべている写真が印象に残った。ほかには、皇室の写真など。政権交代の関連写真がいっぱいあり、「鳩山由紀夫」の署名(直筆?)入りだった。
●フランス瓦
 やっていることを知らなくて、通りがかりに入ってみた。横浜で出土した、古い瓦。模造品も作られたという。当時人気だったのだろう。ちょっとモダンな感じのする瓦だった。(いろいろあった。)
●小瀬戸
 入場無料の小規模な展示。平安時代から、中世中国の壺など。味わいがあった。当時の骨壺もあった。
●束芋
 今日一番楽しみにしていた展覧会。映像を中心に、現代アート。
 「束芋」はアーティスト名で、本名は田端綾子さん。1975年生まれだそうで、僕より若い。すごいなぁ・・・。1970年代生まれの人が中心対象だそうで、まさに僕の世代だ。
 美術館の入り口をくぐったら、館内が暗い。一瞬、休館日かと思ってしまった。そしたら、ロビーの壁面に束芋の映像作品を映しだしていて、とても幻想的。期待が高まった。
 映像の善し悪しはよくわからなかったが、作者の小難しいメッセージと共に、どこかアナログな感じのするものだった。
●横浜美術館コレクション展
 常設展。今日はいつもと入り口の場所が違った。
 この前三越で見た、松尾敏男の作品があった。常設展は、いつもの感じだったけれど、ピカソあり、セザンヌあり、シュルレアリスムと内容は充実していた。
 今日の写真は、そこにあった奈良さんの絵画。
 今日は、電車の接続が悪くて、朝は30分、昼は20分も待たされてしまった。どちらも、あと1分早ければ、前の電車に乗れたのに・・・。